「江戸三大祭」の一つの富岡八幡宮例大祭(本祭り)が始まり、もっとも見応えのある連合渡御で3年に一度沿道から神輿に水掛けが行われる「水掛祭」に出かけてきました。
門仲は、現役時代には飲み会や安全祈願などで毎月通ったほどの懐かしい下町風情のふるさとのような街である。
参道に着くと既に各町内会の神輿連合55基の渡御が出発した後でしたが、参道には参拝客で埋まっていました。
拝殿前には長い行列が出来ていましたが、毎年新年に工事の安全祈願に訪れていたのが、大変懐かしい想い出となっています。
神輿殿には、日本一の大神輿と言われる高さ14尺5寸の御本社神輿が鎮座しており、鳳凰の目や胸にはダイヤモンドやルビーがちりばめられているそうです。
この日は、渡御はありませんでしたが、そばで見ていると圧倒される豪華なものでした。
神輿の渡御を待ち受けるように永代橋西側の新川の昼休み所へ向かうと、先行していた神輿隊が既に到着しており、お昼を摂りながらクライマックスの最後の渡御に向けて腹ごしらえしながら、道路に寝そべっている担ぎ手の姿もあり。英気を付けています。
12時には、休み処をスタートし木遣り隊を先頭に、次々に永代橋へと向かってきました。
永代橋の取りつきで消防団から栄誉の放水を受けて、ワッショイ・ワッショイの元気が盛り上がっていました。
さらに、永代橋を過ぎて佐賀町名物のトラックから豪華な水かけを受けて最高潮になっていました。
永代橋の沿道では観客が立錐の余地もない程びっしりと詰めかけており、カメラマンの場所取り合戦も大変な騒動でした。
担ぎ手連の中には、子どもなどが肩車に乗って沿道に手を振っていましたが、頭から顔など全身ずぶぬれでしたね・・・
水掛けスポットでは、シャッターを押すのも容易ではなく、容赦なく水しぶきを被っていました。
永代橋を渡る神輿は、江戸時代には余りに多くの観客が詰めかけたため、橋が崩落したと伝えられるほどの一番の見どころで、この日も物凄い観客で埋め尽くされ圧巻でした。
永代橋から隅田川上流を望むと、この日ばかりは、東京スカイツリーも主役を奪われて霞んでいましたね~
この後、神輿を追うように、八幡宮や深川不動堂へ戻り、懐かしい境内の見どころを散策していました 【続く】