地域の生活環境協議会と藤沢グリーンスタッフ会の共催で開催された「みんなで歩く~環境パトロール・自然観察会」に参加し、引地川親水公園周辺の清掃活動と自然観察をしてきました。
今回も生活環境協議会の関係者や地域のボランテイアの皆さん約40名が参加し、地域市民センターから小糸川沿いのポイ捨てゴミなど清掃活動を行いながら約1km先の大庭遊水地入口の舟地蔵交差点へ向かいました。
舟地蔵交差点には、舟形の台座に乗った地蔵尊が鎮座していますので、地名の由来となっています。
北条早雲が大庭城を攻めた時付近は沼地だったので、中々攻め入ることが出来ず、沼地に住んでいた老婆から「引地川の堤を切れば直ぐに沼の水は干し上がります・・・」と聞き、
北条方は秘密が漏れることを恐れて老婆を切り殺し、沼の水が引くのを待って大庭城を攻め落とすことが出来たとそうで、その老婆を供養するために建てられた地蔵と伝えられています。
地蔵尊の由来を確認し、親水公園内の大庭遊水地に入ると、先の台風による塩害を受けてメタセコイアや杉などは、殆ど葉が落ちてしまい秋の紅葉は見れませんでした。
ラクウショウの実も茶緑色になって下がり寂しい光景でした。
大庭遊水地は、引地川の治水対策として25年前に造られた湿地帯で現在も広大な「自然保全・ふれあい体験ゾーン」となっていますが、外来の動植物が増えているようです。
遊水地の木道を歩きながら遊水地内の自然を観察していると、雑木やアシなどが茂りセイタカアワダチソウやアレチウリ、セイバンモロコシなどの外来植物の野草が茂り、アメリカザリガニやカメツキガメも棲息して自然環境の保全が難しい状況となっていました。
アレチウリが蔓を延ばして繁茂し大きな葉で他の植物を覆い茂る中には、雄花や雌花も見られますが、他の植物に大きな被害を与えているようで特定外来生物に指定されており、刈取りの除去が必須のようです。
外来種に混じって希少植物のタコノアシがユデタコのようなアシを伸ばした花形の姿も見られました。
引地川の越流堤付近では、ススキの穂が色づき秋の光景を作り始めていました。
大庭遊水地ゾーンの秋の自然環境の変化を実感して、マイコースの自然豊かな大庭城址公園へ回り城跡の広場を巡ってみました。
城跡の掘立柱建物址では、発掘調査が始まっていましたが、新たな遺構が見つかることを期待したいです。
園内のシンボルであるメタセコイアも秋色に色づき始めましたが、塩害の影響で既に多くの葉が落ちてしまっています。
園内の花の広場では、ハナミズキやモクレンが美しい実を付けて、どんぐりも沢山転がっており秋本番ですね。
城址公園近くの野鳥公園の「大庭裏門公園」は、大庭城の裏門の跡地の沼地を活かした自然公園ですが、野鳥の生息環境が保全されて貴重なバードウオッチングの名所となっています。
公園前のサルスベリ通りでは、幹に大きな瘤が出来ており、猿も滑らない愛嬌ある姿ですね(笑)
日頃のジョギングコースですが、改めて自然豊かな環境を観察してこの自然環境の保全の大切さを確認する機会となりました。
今回も生活環境協議会の関係者や地域のボランテイアの皆さん約40名が参加し、地域市民センターから小糸川沿いのポイ捨てゴミなど清掃活動を行いながら約1km先の大庭遊水地入口の舟地蔵交差点へ向かいました。
舟地蔵交差点には、舟形の台座に乗った地蔵尊が鎮座していますので、地名の由来となっています。
北条早雲が大庭城を攻めた時付近は沼地だったので、中々攻め入ることが出来ず、沼地に住んでいた老婆から「引地川の堤を切れば直ぐに沼の水は干し上がります・・・」と聞き、
北条方は秘密が漏れることを恐れて老婆を切り殺し、沼の水が引くのを待って大庭城を攻め落とすことが出来たとそうで、その老婆を供養するために建てられた地蔵と伝えられています。
地蔵尊の由来を確認し、親水公園内の大庭遊水地に入ると、先の台風による塩害を受けてメタセコイアや杉などは、殆ど葉が落ちてしまい秋の紅葉は見れませんでした。
ラクウショウの実も茶緑色になって下がり寂しい光景でした。
大庭遊水地は、引地川の治水対策として25年前に造られた湿地帯で現在も広大な「自然保全・ふれあい体験ゾーン」となっていますが、外来の動植物が増えているようです。
遊水地の木道を歩きながら遊水地内の自然を観察していると、雑木やアシなどが茂りセイタカアワダチソウやアレチウリ、セイバンモロコシなどの外来植物の野草が茂り、アメリカザリガニやカメツキガメも棲息して自然環境の保全が難しい状況となっていました。
アレチウリが蔓を延ばして繁茂し大きな葉で他の植物を覆い茂る中には、雄花や雌花も見られますが、他の植物に大きな被害を与えているようで特定外来生物に指定されており、刈取りの除去が必須のようです。
外来種に混じって希少植物のタコノアシがユデタコのようなアシを伸ばした花形の姿も見られました。
引地川の越流堤付近では、ススキの穂が色づき秋の光景を作り始めていました。
大庭遊水地ゾーンの秋の自然環境の変化を実感して、マイコースの自然豊かな大庭城址公園へ回り城跡の広場を巡ってみました。
城跡の掘立柱建物址では、発掘調査が始まっていましたが、新たな遺構が見つかることを期待したいです。
園内のシンボルであるメタセコイアも秋色に色づき始めましたが、塩害の影響で既に多くの葉が落ちてしまっています。
園内の花の広場では、ハナミズキやモクレンが美しい実を付けて、どんぐりも沢山転がっており秋本番ですね。
城址公園近くの野鳥公園の「大庭裏門公園」は、大庭城の裏門の跡地の沼地を活かした自然公園ですが、野鳥の生息環境が保全されて貴重なバードウオッチングの名所となっています。
公園前のサルスベリ通りでは、幹に大きな瘤が出来ており、猿も滑らない愛嬌ある姿ですね(笑)
日頃のジョギングコースですが、改めて自然豊かな環境を観察してこの自然環境の保全の大切さを確認する機会となりました。