MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~横浜馬車道界隈

2022年01月27日 | まち歩き

 横浜の放送情報文化センターの放送ライブラリーで開催中の「岩合光昭の世界ネコ歩き展」を観てきました。

NHK BSプレミアムで放送中の「世界ネコ歩き」は、いつも観ていてネコ好きファンにとっては、見逃せないもので、展示作品は撮影出来ませんでしたが、世界各国で撮影された猫の個性豊かな表情の写真や映像を堪能していました。

放送ライブラリーのある横浜情報文化センターのある建築は、歴史的建造物として横浜日本大通りの代表的な建物でイチョウ並木と共に絵になる外観が見られます。

センターの横には、情報文化センターの新聞博物館に因んで新聞少年像が立ち、横浜の歴史が刻まれているようです。

文化センターの中庭には、レンガ造りの卵型下水管や国内最古のガス管も展示されています。

センターの内部の階段には、丸型の石柱や梁の構造も見られ、竣工して百年近い「旧横浜商工奨励館」の歴史的景観が保存されていました。

日本大通りから馬車道通りへ向かい横浜開港160年を迎えた横浜の歴史が刻まれた歴史的建造物などを巡っていました。

馬車道のシンボルである「神奈川県立歴史博物館 (旧横浜正金銀行本店)」は、青緑色のドームや柱、窓などの外観は、他では見られない景観で国の重要文化財として圧巻の姿が見られます。

博物館に隣接する「損保ジャパン日本興亜横浜馬車道ビル」も、ネオルネッサンス形式の石造りの西洋建築で重厚な外観や入口の彫刻など馬車道のレトロ建築の代表的な風貌が見られます。

関内ホール横には、ガス灯発祥の地として当時を復元したガス灯や壁面レリーフ、記念碑が設置され現在も点灯されています。

六道の辻通りに入ると、レストランの「馬車道十番館」の赤レンガ壁の外観が明治の西洋館を再現した建築で、素晴らしい絵になるモチーフとなっていてこれまでも何度か描いていますが、代表的なスケッチスポットとなっています。

十番館前には、馬車道を往来した牛や馬の水飲み場が当時の遺構となっています。

十番館前の通りは、「六道の辻通り」の石碑が立ち、桜木町・常盤町・尾上町などに六っの道が通じていた交通の要所となっていたそうです。

馬車道の最後は、吉田橋が架かる関内ですが、吉田橋は日本初のトラスト型の鉄橋で「鉄の橋」とも言われており、現在も復元されています。

吉田橋の付近には、関門が設置されていたことから、関門の内側が現在の「関内」と名付けられたようです。

横浜港開港160年を過ぎて改めて横浜の歴史を学ぶ貴重な機会でした。

コメント (2)
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