築地波除神社の築地獅子祭りを観た後、久しぶりに築地界隈をぶら散歩してきました。
築地市場の近くの「築地本願寺」は、浄土真宗本願寺派の別院で、関東大震災の後、現在地に移築され現在の築地市場は当時の門前町となり栄えたようで、築地のランドマークとなっています。
正門の南側では、開祖の親鸞聖人像が優しくお迎えいただきました。
本堂は、日本のお寺では滅多に見られないインドの古代仏教建築風の素晴らしい外観で、本堂の屋根の正面には、菩提樹の葉と中央には蓮の葉が描かれています。
本堂の屋根の左右には、インドの仏塔の搭屋も素晴らしい景観がみられます。
お手水舎には、青・白のバラの花が飾られていました。
本堂内には、牛や兎などの動物石像や寺紋の彫刻も飾られています。
築地川公園のあじさい庭園では、多くのアナベルやヒメアジサイが満開となって、心温まる雰囲気に包まれていました。
明石町の聖路加病院のエリアには、旧病棟の十字架の尖塔が見られ、地域のシンボルタワーとなっているようです。
聖路加病院の敷地内には、病院の創設者のルドルフ・トイスラー氏のハウスの記念館が保存されて、素晴らしいモチーフの景観が見られます。
聖路加病院横の居留地通りのカトリック築地教会は、約百年前に再建されたパルテノン神殿風の外観で、都の歴史的建造物に指定され、境内には、当時の鐘楼も保存されています。
明石町付近は、多くの外国人居留地で蘭学発祥の地で、慶応大学や青山学院などの名門校の発祥地となっており、多くの記念碑が設置されています。
明石町のランドマークの聖路加タワーのスカイレストランからは、隅田川沿いの高層ビルやスカイツリーなどの下町の風景が望めました。
聖路加ガーデンの庭園には、アメリカ公使館跡の記念碑が設置されています。
聖路加ガーデンで一休みして、勝鬨橋へ向かう隅田川テラスでは煉瓦壁の堤防と花壇やオブジェが並びジョギングの人気スポットとなっており、スロージョグしていました。
隅田川上流側には、佃大橋やリバーシテイ21の高層ビルの懐かしい光景が見られました。
勝鬨橋近くのはとば公園では、周辺の景観が球体に映り込んだ素晴らしい球体のオブジェが設置されていました。
勝鬨橋では、今は開かずの橋となっていますが、重要文化財となっている昭和の歴史遺産で、以前には都電も走り、跳ね上げられた光景も何度も見ていた想い出の橋となっています。
橋際にある「勝鬨橋資料館」はこの日は休館でしたが、勝鬨橋の名前の由来となった日露戦争の勝利を記念して、築地と月島を結ぶ渡し場である「かちどきの渡し」の石碑が建てられています。
波除神社の獅子まつりや築地界隈の懐かしい名所を巡り、想い出が蘇ったぶら散歩でした。
築地本願寺の風景を懐かしく拝見しています。
私が訪ねてもう5、6年前になります。
バラの花手水とても涼やかで贅沢な花手水ですね〜😃
聖路加病院の辺りは行った事が有りませんが、素敵な建物が有るのですね。
隅田川テラスをスロージョギングするのが夢です。
勝鬨橋はもう閉じたまま開かないのですか、、、
時代はすっかり変わりましたね。
いつも有難うございます。
築地の街は、本願寺や市場で人気の街ですが、江戸時代以降は、外国人の居留地でしたので、いろいろ異国情緒の雰囲気が見られ、懐かしい街並みですね。
現役時代は、豊洲に通っていましたので、勝鬨橋の開いた姿も見ていました。
kormanの故郷も浄土真宗ですから、本堂内でお経を聞いていました。いつもありがとうございます。