地域の健康増進部会の第2回健康ウオーキング大会を実施し、今回も37名の参加者共に地域の散策コースをウオーキングしながら交流会となりました。
健康ウオーキング大会は、高齢化が進む中で、コロナ禍における運動不足・コミュニケーション不足のため、密を避けながら体を動かして交流する機会を試行して、地域の住民の心身の健康維持のために実施ており、今回も中高年の方々が集い約5.5kmのコースで行いました。
今回は、引地川親水公園周辺の歴史スポットを中心としたコースで、快晴のお散歩日和に恵まれて楽しい交流が行われました。
コース説明の後、準備体操を行い市民センターをスタートし、舟地蔵公園で一休みでしたが、シンボルツリーのメタセコイアの木も色づいて秋の花と共に秋本番の景観が見られました。
小糸川沿いのプロムナードを経て親水公園の湿地植物園のススキ原から富士見が丘へ向かうと、期待以上の富士山の姿や親水公園周辺の素晴らしい秋の眺望を観ながらの感動のひと時でした。
この秋一番の富士の姿を眺めながらラッキーだね~と喜び合っていました。
親水公園から隣接するふるさとの森に入り、アップダウンの木漏れ日の散策路では、爽やかな秋風が樹々の葉を揺らす心地よい森の雰囲気を感じていました。
森の中のみんなの広場で秋の雰囲気を感じながら一休みでした。
森の最頂部の富士山のビューポイントからも最高の富士を観ながら感動の声が聞こえていました。
森の中には、大庭村の総鎮守である大庭神社に向かい、コロナ禍の終息に感謝しながら互いの健体康心を祈願していました。
大庭神社に隣接する成就院では、愛染明王が祀られている本殿に参拝し、境内の池には、不動明王がコロナの禍いを祓う勇ましい姿も見られ参加者の感動を呼んでいたようです。
親水公園の桜並木のプロムナードを進み、聖ケ谷へ向かいました。
聖ケ谷の森の分れ道には、「右ひき志」・「左ふじ沢」と刻まれた道標の庚申塔が立ち、引地道と藤沢道の分岐点があり歴史の古道となっていて、自然豊かな保全の森となって趣のある古道となっています。
聖ケ谷の古道を折り返して、引地川の鷹匠橋の付近の鯉溜まりでは、アオサギの姿も見られました。
鯉溜まりでは、参加者から土産の餌を巻いて鯉の姿に驚きながら交流のひと時でした。
鷹匠橋から北の谷の共同墓地に立ち寄ると、共同墓地内には市の重要文化財に指定されている庚申供養塔や大師像、阿弥陀像が鎮座しており、湘南の歴史遺産となっています。
約2時間のウオーキングを通じて、地域の歴史や自然豊かな光景を楽しみながらの交流会となりました。
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