ハイキング日和となって久しぶりに鎌倉の祇園山ハイキングコースをトレイルしてきました。
祇園山ハイキングコースは、5年前の台風で倒木や地滑りが発生したためコースは封鎖されていましたが、昨年、解除されて久しぶりに、行ってきました。
祇園山ハイキングコースは、八雲神社から東勝寺跡まで高低差約60m、約1.5kmのコースとなっています。
登り口の八雲神社は、京都の祇園社を勧請した厄除け社となっており、境内には、厄除けの旗が掲げられ、この日の事故防止を祈願していました。
境内には、摂社の諏訪神社・稲荷神社・於岩稲荷社も祀られています。
八雲神社に参拝して境内裏手の狭い登り道では、約70段の階段坂道となっていました。
階段の先の滑りやすい険しい道無き道を登った先には、見晴台あり、鎌倉海岸や稲村ヶ崎が望めました。
見晴台から急坂を下りて、東勝寺側の高時腹切りやぐらへ向かう尾根道は細い道となっていて、迷い道となっていました
コースのほぼ中央部では、お休み広場となっていました。
その先も、木の根っこが生えた急坂が続き、5年前に地滑りや倒木があった場所だったようで、ロープが張られた険しい山道となっていました。
コースの最後の東勝寺跡へ向かう約100mの下り道も、滑りやすい坂道となっていました。
下り道の途中のやぐらには、小さな祠が祀られていました。
北條高時やぐら近くの長い下り階段坂の途中にも、大きなやぐらが見られ、鎌倉特有の緑に包まれた山道となっていました。
コースのゴール地点では、北條氏一門の遺骨が埋葬されていたと言われる大きなやぐらが保存されていて心霊スポットとなっているようです。
やぐらの側には、鎌倉滅亡したときに、北条高時が自害した東勝寺の跡が保存されて国の指定史跡となっています。
東勝寺跡近くのひぐらし公園の滑川に架かる東勝寺橋は、百年前に造られた鉄筋コンクリート造りのアーチ橋で、鎌倉景勝百選に選定されている史跡となっています。
鎌倉の歴史ある祇園山ハイキングコースの自然の景観や史跡を巡った後、浄明寺地区の史跡を巡っていました【続く】
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