恒例の一陽会絵画展が新国立美術館で始まり、今年も故郷の福井支部のベテラン画家の皆さんが出展されて会場へ見えたので、会場へ駆けつけて皆さんと再会し、素晴らしい大作を観てきました。
一陽会は、今回創立60周年記念展だそうで、新国立美術館の1階2階のフロアーに約450点以上の大作と約60点の彫刻などが展示されていました。
会場に入ると、展示ホールに所狭しと大作が並びとてもすべてを観きれないほどで圧倒されました。
会場のあちこちでは、ギャラリートークが行われており、審査委員の解説やアドバイスに耳を傾ける出展者や観覧者で人だかりとなっていました。
広い会場をゆっくり鑑賞する暇もなく回りながら目を惹かれた作品に立ち止まって観て回ったが、特待賞に輝く大作には、その着想点や画法など特別のセンスがありますね~
彫刻のコーナーでも、素晴らしい現代アートが並び特に注目したのが、「箒星」でした。
天井から吊るされた巨大な箒のような筆と短冊でした~
ふるさとの先生の作品は毎年拝見しているが、今年は「清泉から」の大作(左)で、イメージ創りから作品の制作まで多くの時間を割いて出来上がったそうで、素晴らしい息吹が湧いてくるような印象でした。
豚くんが大きな山に飛びかかるようなイメージの作品にも魅かれましたが、この着想はどこから生まれるのでしょうか?
一陽会を一回りして、3階で開催されている一期展にも知人の作品が出展されていたので、こちらでもプロ・アマ画家の多彩な作品約300点が展示されていました。
最も目を惹かれたのが、総理大臣賞に輝く「天厳の立道」でした。
雪しぶきが飛んでくるような錯覚を覚える程でした。
カフェで一休みしていたが、先日観ていたオルセー美術館展には相変わらず多くの観覧者が訪れており、美術館は大賑わいでした。
<箒星>私もとても面白いとおもいます。
オルセー美術館展は見れそうにありません。
第60回を迎える伝統の絵画展で指導的な画家が多いそうで
大変盛会でした。
<箒星>は、これも彫刻?と思えるほどユニークで
箒に乗って宇宙遊泳する気分を感じましたね~