久し振りに穴守稲荷神社から春に開通した多摩川河口の多摩川スカイブリッジ周辺を散策してきました。
穴守稲荷神社は、創建200年以上の由緒ある豊受姫命を祭神とする稲荷社で、各種安全・安心成就や必勝祈願、災難除けなど多くの御利益高い稲荷社として崇拝される東京の人気スポットとなっており、久しぶりに訪れて参拝してきました。
参道の鳥居から社殿へと向かいます。
参道には、スカート姿の優しい狛狐のコンちゃんが迎えてくれました。
鳥居前には、伝統を感じる社号標識も見られます。
お手水鉢には、あじさいの花が置かれて清らかさを感じていました。
水琴窟にも多くのお狐さんが見守っています。
社殿前の参道の鳥居脇にも、大きな狛狐様が参拝者をチェックしているようです。
社殿も扁額や扉など風格ある雰囲気に包まれています。
社殿の横には、千本鳥居や多くの境内社が並び、それぞれ開運・出世・厄除けの御利益あるようです。
鳥居の連なる千本鳥居の先に、稲荷社の幟が掲げられて本殿・奥の宮・稲荷山の威風の雰囲気に包まれています。
千本鳥居をくぐって奥之宮・稲荷山へ向かいます。
千本鳥居の参道の先には、奥之宮が鎮座し石積の壁に囲まれ神様の使いのお狐様が沢山並んでお守りされています。
奥之宮の横には、築山稲荷・幸稲荷・末広稲荷・航空稲荷の摂社が並び、多くのお狐様に守られています。
稲荷山(築山)の山頂には、穴守稲荷上社と御嶽神社が鎮座し、羽田空港や海老取川を望める聖なる神域となっています。
御嶽神社には、神木も見られます。
御利益を祈願して、穴守稲荷神社から海老取川沿いの遊歩道の天空橋先に羽田空港が見られますが、過って海老取川の左岸の天空橋の先に穴守稲荷社が鎮座していたそうで、羽田空港開設で現在地に移されたようです。
海老取川河口の弁天橋の護岸には、五十間鼻無縁仏堂が鎮座し東京大空襲の際に多くの水難者が漂着した有縁無縁の霊を供養するために設けられた仏堂となっているようです。
多摩川沿いの堤防先には、玉川弁財天が鎮座していますが、以前は羽田空港の敷地内に鎮座していたのが移設され、この付近は漁師町だったことから、境内には水天神も祀られて海上安全の神となっています。
羽田空港側とつながる弁天橋の欄干には、江戸時代の海苔養殖の様子が描かれたレリーフが飾られています。
弁天橋を渡ると穴守稲荷社から移設された旧穴守稲荷社大鳥居の「羽田平和の大鳥居」には、「平和」と書かれた扁額やウクライナの平和を願う鈴や折り紙鶴が飾られて、世界平和を願いながら愛の鈴鳴らしスポットとなっています。
大鳥居から多摩川の赤レンガ堤防と漁師町の船着き場がみられ、以前は五十間の石積み堤防があったことから「五十間鼻」と呼ばれていますが、堤防はコンクリート造りの堤防となっており、その光景は羽田の原風景となっているようです。
新しく出来た多摩川スカイブリッジ側のプロムナードは、赤レンガ壁の姿に変わって隅田川テラスに似たお休み処となっており、久しぶりに多摩川の堤防からスカイブリッジを望む景観を早描きの素描スケッチしながら一休みしていました。
一休みしてスカイブリッジを渡り多摩川右岸のウオーキングを続けていました【続く】
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