本格的な梅雨入りして、走るには躊躇しつつ、朝から空模様を見ていたが、雨が止んだ合間をみて、あじさいロードや里山へと、自然の中のジョギングへ向かった。
小出川のあじさいロードは、今日もウオーキング・グループの皆さんが見頃となった雨上がりの紫陽花の風情を楽しむ光景が見られた。
小出川から慶応大学周辺を周り、谷戸風景の中を走り、茅ヶ崎里山公園へと向かった。
途中、芹沢地区の鎮守と言われている『腰掛神社』に立ち寄ってみると、先月も訪れていたが、鎮守の森は鬱蒼とした自然の樹叢に覆われていて、人通わぬ静かな社で神が住むと言われているそうだ。
本殿の前には、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、腰掛けた伝えられている腰掛石には、浄財が置かれていた。
また、鳥居が木造と石造りの二重鳥居があるが、その由縁は何故だろう?
石灯籠や鐘楼も珍しい貴重なもののようで、さすがにパワーが漲っているような趣を感じていた。
しばし、休息後に「一寸峠」を越えて、竹林やみこし道を抜けて、里山公園へと進むが、自然豊かで里山の空気が実に爽やかであった。
この「一寸峠(ひとあし峠)」は、案内によると、一足でまたげる峠という意味だそうで、一足峠とも書かれるそうですが、上手い表現ですね・・・・
一寸峠では、昼尚暗い道であるが、足元には約1Mの蛇が車に挽かれてペッシャンコになっており、蛇嫌いの管理者には、心臓が止まりそうな驚きであった。
みこし道も芹沢の池へ下る急坂の階段道であったが、以前には腰掛神社のお神輿が谷戸への道として通った道だとか。
芹沢の池の先には、湿地帯や雑木林が拡がっており、谷戸の色々な生態系が保存されている『ビオトープ』のエリアになっているようです。
また、管理所の係の方に伺うと、この柳谷の谷戸には、数々の遺跡や貝塚も発見されているそうで、近隣の生徒の野外学習に絶好のグランドになっているそうです。
公園内は、「こどもの村」や「山頂の村」など、池や芝生の広場があり、アップダウンが多くクロスカントリー気分で、園内をジョギングしていたが、さすがに暑い中でのクロカンは疲れを感じて、30分で切り上げて帰路についた。
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