藤澤浮世絵館の新しい展示「浮世絵とみる 昔の暮らしの道具たち」が始まり、東海道多様と異様な描き方で描かれた浮世絵を観てきました。
今回の展示では、浮世絵と共に江戸時代に使われてきた生活道具などと、藤沢宿ゆかりの江の島詣でのお土産の貝屏風などが展示されていました。
今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、58点の浮世絵と多くの昔の道具などが展示されていました。
東海道五十三次コーナーでは、「旅の装いと民具」をテーマに、東海道五十三次の各地の、大山詣でなど旅の様子を描いた24点の浮世絵と旅人の装束の様子のモデルが展示されていました。
藤沢宿コーナーでは、「日々の民具」をテーマの、旅籠屋の賑わいの様子などを描いた9点の作品が展示されていました。
江の島コーナーでは、「お土産」をテーマに、農耕道具や屏風、養蚕にかかわ道具などの当時の生活振りが想像される道具など展示されていました。
企画コーナーでは、「業種の民具」をテーマに、猿蟹合戦や花咲かじいさんなどの昔話に使われていた道具を描いた作品や弁天小僧をはじめとする白浪五人男を描いた作品など、12点の作品が見られました。
江戸時代の旅人の生活振りや現代ではみられない道具などを実感する作品をみて、タイムスリップしたひとときでした。
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