今年も恒例の「第34回 サラリーマン川柳・優秀作100点」が第一生命保険より発表されました。
今回は、約6万3千点の応募作品から、優秀作品100句が選ばれました。
今回も「新語・流行語」と同様、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、テレワークや脱コロナをテーマに詠まれた作品が多く見られ、この稀にみる時代の世相や流行をコミカルに織り込まれた名句が並び毎年注目しています。
サラリーマン川柳と言えば、「新語・流行語」を取り入れた作品が多く最近の時事ネタのキーワード「コロナ」、「マスク」、「オンライン」、「三蜜」などを詠みこんで「五・七・五」の17文字に託して表現する技は、時代を映す鏡のように浮かび上がっています。
多くの作品から好みから投票したい作品を選んでみました。
【流行語・話題編】
◎オンライン 見える範囲で 見えを切る・・・・・
◎テレワーク 妻へ感謝の 倍返し・・・・・
◎世は鬼滅 給与減って 俺自滅・・・・・
【職場編】
●コロナ禍が 程よく上司をデイスタンス・・・・・
●マスクして 上司の顔色 読み取れず・・・・・
●何曜日? 在宅勤務で わからなく・・・・・
【家庭編】
◇マスクだと よく言われます イケメンネ・・・・・
◇お父さん マスクも会話も よくずれる・・・・・
◇やばいです それはいいのか 悪いのか・・・・・
日常の生活の中で見かけたり身近に経験する光景を、実にバラエテイーに富んだ表現で詠まれており、喜怒哀楽や温もりも感じられ何度詠んでもとても心地よく、現代社会の生活リズムや底抜けの明るさを連想する川柳の世界に吸い込まれています。
川柳ファンとして我が人生を詠んでみました(笑)
★テレワーク 焦って出たら さぎf電話
★コロナ禍に 負けてたまるか もうクルナ
★ダイエット 何をやっても 逆太り
★コロナ禍で レースも無くなり 泣きジョガー
★愛人の 名前忘れて 妻に聞く
★シニア顔 しわを隠せる マスク顔
サラリーマンのみならずコロナ感染拡大する中で世界の悲しい現実を感じながら、現代の情勢や時事問題に思いを馳せて言葉遊びの妙味を感じつつ、サラ川の奥深さに感しながらコロナ禍の収束を願う毎日を過ごしています~
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