玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

テレビニュースを見た

2023-02-22 14:39:57 | つぶやき

約一週間ぶりに整形外科に行ってきた。ともかく、世の中に身体が悪い人が一杯居る。年寄りばかりではない。若い人はきっと仕事で痛めたのだろう。

待合室でテレビのニュースを見た。プーチンの支持率は83%で、これは一年前と全く同じ数字だそうだ。もう世論調査が成立しない、やっても意味のない国家になっている。

一人の秘密警察上りのヒトの皮膚を被った人間とも言えない支配者が、ロシアを再びこの地球上の大国として存在する欲望を実現する為に戦争をおこし、どれだけの人命を奪い、途絶えさせるのか。

彼の命令を受ける、或いは忖度する官僚、官吏、軍人、警官の群れはやがて「凡庸な悪」と呼ばれる人種となるわけである。

序で、「プーチンは負けない」

何故なら、彼は「負けた」と云わないだろうから。かつて、この圀も、アメリカ軍が占領していた時期は「敗戦」が普通であったが、彼らが去った後は「終戦」が一般化した。そのうち、あれは単に「停戦」だよというヒトも現れたとか。

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ちょっと本屋に

2023-02-21 15:14:24 | 散歩

ネットの「アーク・タイムス」から、今月の『世界』はウクライナのことがよく整理されていると聞いたので、藤沢の有隣堂に直接買いに行った。実はリハビリのつもりである。

そのネットの中では、高齢者集団自決論の成田、沖縄を揶揄ったヒト?、競馬とカルトの損の同質論の三浦瑠璃、も話題になった。

テレビも新聞も見ない人々が何故にテレビによく出る学者・知識人を知っているのか?である。単に文化人枠タレントというべきなのかもしれないが。

とかく若い者は高みの枠に昇ろうとする。それが「世間をアッと言わせる名セリフ」なのだろうが、ほとんどがただ「アッ」と云わせるだけなのだ。

その罪人・仕掛け人は、ただ「炎上」を起こせばよい考えているメディアの従業員なのだろう。その従業員も組織の内で視聴率を上げる能力を見せたいだけなのだろう。

広い店内でやっと『世界』を探したが、周りにうずたかく積まれたいわゆる花田系の、宗教系の本がデンと並んでいる。多分、ほんとうに読者が居るということなのか、…。

藤沢駅の南口ペデ

旧い江ノ電が見えます。

 

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庶民と警察と新聞

2023-02-20 14:00:14 | つぶやき

どうも警察が庶民にやさしくない。それを明らかにしたのがアベスガ政権のお土産だった。少なくとも、弱い者の側に立ってくれるのが警察や裁判所だと、敗戦後の日本の国民は長らくそう信じてきた。

近頃になって、その実態がじっくりとゆっくりと見えてきた。

自らの役人人生を全うするために逮捕状まで止めた道義の欠片もない人物が公然と警察のトップまで上り詰め、近頃、一流企業に天下りした。

こういう恥知らずの人間に、若い学者が自決しろと云うなら分かるが、対象は高齢者全般だという。この変てこな眼鏡のヒトも自らのキャリア・アップに忙しい。

「東京地検」が太陽光発電に関わる刑事訴追案件をどう終着させるか、何処に目を向けているのか?むろん庶民の眼は見ていない。

これに関して大手メディアは奇妙に反応しない。

先の敗戦の時、日本政府は戦争犯罪に関する書類を全量焼却させた事実がある。と同時に、新聞社の写真も焼却させた。(『戦争と新聞』朝日新聞ヨリ)

新聞社とはそういうモノらしい。世論調査では、政権支持率は、時事通信が20%台、読売が40%台。ちなみにロシアのプーチンが80%台とか、政府によって数字は造られるものらしい。

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縁故主義の医療

2023-02-19 13:28:18 | ブツブツ

「縁故」という言葉は、日本最古の辞書『言海』には無い。「好(よしみ)」とか「縁(えん)」はある。

斯く言う「縁故」は、この圀が近代国家になってから使用される言葉と思料する。

敗戦でアメリカから賜った民主憲法の下で、且つ国民皆保険制度の中で、標準的な医療を受ける機会は、地勢や交通など都市と地方の差や偶発的な運を除いて、この圀に住む人々はほぼ公平に医療受診機会が保障されると、今の今まで思い込んでいた。

ところが、新型コロナのパンデミックに遭って、偶発的な運は別として、財のないモノ、地位の無いモノ、縁故のないモノは、緊急医療受診において選別されることが解った。

にもかかわらず、自民・公明政府は、保健所の医者や厚生省の医系技官の仕組みや既得権にメスを入れることもなく、大した理由もなく、コロナ患者を公共の手から市中の個人営業の医療産業に移行させることを決めたと言う。でも現実には、医療費の支払いも困難な人々も居るだろう。

政府高官は町のクリニックが発熱外来を選別し、又は忌避していた実態を全く考慮していないようだ。まあ国会議員や権力者は大病院の裏から入れる縁故があるから気にしていないのだろう。

庶民はつねに自助が要求され、権力者側のみ公助が優先される。今や地域や家族を失った都会生活者には共助など初めから期待できない。

これでも自民党を支持する国民が3割もいるという現実をどう受け止めればいいのか。

藤沢駅南口にあるパチンコ屋。むかし、随分貢献しました。

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マスコミは政府広報機関

2023-02-18 13:38:40 | 直言

近頃のマスコミの報道姿勢、何処か戦前の大本営発表に似てきた。

「大本営発表」とは軍人官僚の敗戦の責任逃れに、軍の恫喝から自らの命を守るために渋々荷担をした、と戦後釈明されることが多い。

しかし、戦後70年余過ぎて、民主憲法下にあって、アベ事件の時にずっと宗教団体名を「特定せず」に名前を伏せ、犯人の動機が単に「思い込み」だと本人の意思を顧慮せず報道し続けた。

これら国家行政機関である警察発表に従ったマスコミとは、如何なる理由で報道したのだろうか。

何らかの政府や警察からの仕返しを恐れて従順に従ったのだろうが、報道本来の使命から全くかけ離れていることは云うまでもない。戦前のように、逆らえば赤紙が来て最前線に持っていかれるという命への直接の危険がないと思うのだが。

マスコミは何に懼れて権力側に従うのだろうか?マスコミは権力への監視という役目を果たせなければ、その存在価値がなくなる。

だから、タモリに「新しい戦前」と云われる。

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