玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

自民党のLGBT

2023-02-16 14:49:40 | つぶやき

或る自民党政治家は、同性婚は日本国憲法が予定していないと。こんな時に日頃軽視している憲法を持ち出した。

第24条は「婚姻は両性の合意のみ…」とある。不思議だ、こういう時だけ、中学生級の文言解釈をしている。しかし、「両性」と書いてあるのみ。両性とは生物器官的な男と女を指すとは限らない。

LGBTを支える憲法第13条は「すべての国民は個人として尊重される」となっている。

自民党改正草案では、あえて「人として尊重」となっている。今の自民党は野党に堕ちた時から、国民の多様な「個人」を否定し、国に奉仕する単なる「ヒト」を希望している。

他方、第9条は「…武力による威嚇、又は武力の行使は、…永久にこれを放棄する」とある。それでいて、『安保三文書』『防衛軍備増税』だって!

この矛盾、この手前勝手、怪しい利益相反?

また内閣法制局長官を替える禁じ手を使うのかな。

 

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ダメな共産党

2023-02-15 14:16:36 | 直言

少し前にダサい「共産党」の名前を「労働党」に替えた方が良いと言った覚えがある。

それは、全くの間違いだった。私の認識が甘かった。

私が若い頃、大学内の看板で「原理研」を見ると一目散に逃げた。ついで「民青」に入った学生を「ミンコロ」と陰口をした。露骨な差別をしたものだ。

だが、いまでも「統一教会」「共産党」は存在している。

政党内部の独裁序列主義はこの国には到底なじまない。日本国内に中國共産党があるという違和感だ。

志位氏は党内では王様に等しい存在だろうが、その自己認識がない。かつて自民党のアベさんに「キョウサン党♪」と囃されたが、同じ狢だ。

今回の代表公選制を提案した古い党員をバッサリ除名にした暴挙は、共産党が次の選挙でボロ負けするのを予兆している。

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学術会議はどうしたのか

2023-02-14 14:38:12 | ぼやき

スガ首相の時に6人の学者を任命しなかったのを思い出した。彼は、何も道理が解らず、その恥ずかしさもなく、「公務員の任命権」なんかを理屈としていた。

その程度の屁理屈しか作れない近頃の官僚の質の悪さと、政治家の知能の低さに呆れたが、その後どうしたんだろう。

梶田会長が幾度か首相に会って何か要請しているようだが、真に不満があるならば、或いは、不条理と思うのならば抗議して辞めるなり、賛同するものたちで政府から金を一銭も貰わない独立したNPOでも創るべきだと思う。

確か、抗議して辞めたのは一人だと思うが、その後居たのかしら。

かつて戦前でも、滝川事件のように京大の学者たちが一斉に辞めて抗議の姿勢を貫いた。

自らの職を辞する気概を持った学者であって、初めて、あの無教養で無能な政治家や東大用語の官僚、そして決して政権に吠えない番犬のマスコミに対峙できるのではないか。

それでこそ「日本学術会議」という名称が相応しくなるのではないだろうか。

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長い20世紀

2023-02-13 14:48:57 | 

予約していたアリギの『長い20世紀』作品社を図書館から借りて来た。想像通り大物で運ぶだけで大変。もっとも全部読む気はない。最終章の「資本主義は生き延びるか」を読めればいいと思っている。(でも、実に良い題名だ。21世紀は、私の生きた世紀とはなるまい…。)

この本を読もうと思った理由だが、ほぼ一年かけて読みこなせない本がある。それは白井聡の『国体論』だ。その結論部分にアリギの当該著作が引用されているからである。

白井の『永続敗戦論』は気が付かされることが多く、かなり読み込んだ記憶がある。が、今度の『国体論』は頂けない。

何が?と問われれば、一口で言って、「国体」という言葉が戦後死語となったからだろう。特に「国体」は各々の立場で自分に都合よく利用、解釈されてきた言葉であった。特に「ポツダム宣言」を受諾した時に、唯一の条件として「国体護持」を持ち出したことだ。

この時に、軍人たちは散々利用してきた「国体概念」の中に天皇を護る意味があっても、軍人を守る意味がないことに気が付いた。つまり此の國の総括概念とは成っていなかったのだ。結局、軍部は4つの条件を提案したが、採択されなかった…。

その薄い概念の「国体」が、戦後は、アメリカが天皇に成り代わって、また「国体というモノ」が存在するというのが白井の仮想論考なのだろう。

少しきれい過ぎないか、現実はもっとドン臭い理由のアメリカ従属化なのではないか!と、私は想う。

彼の論考を拒否はできるが、理由をもって否定したいと思った。それで、此の分厚い本を借りてきた次第だ。もう先がない身としては、終活の意味からも、金銭的にも買わないで済まそうと思っている。

 

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杓文字(しゃもじ)稲荷神社

2023-02-12 14:22:40 | 散歩

旧東海道「藤沢宿」辺りを散歩しました。

地図の最上段の折れ目のあたりの「飯盛り女の墓」の対面にある社宮司神社(別名:杓文字神社)に行きます。

藤沢駅から、北西の方面に歩き、旧東海道に出る坂道を下っています。

小さな飲み屋ビルの横から、小道の階段を上ると目的の神社があります。

 

御神木でしょう。

地元の古い幾つかの墓が隣接していますが、此処は墓仕舞いのようです。

墓標や童子の菩薩像が一ヶ所に集められています。

社のまわりにはクスノキの古木。

神社から降りてくると、蔦の枯れ木が印象的でした。

藤沢宿の再現地図の下段に「杓文字稲荷」が載っています。

実は、交通事故のリハビリのために歩行訓練です。

旧藤沢宿辺りは歴史のある処ですが、些か閉鎖的なんです、…。

 

 

 

 

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