玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

政治記者ではないけれど

2023-02-06 14:28:19 | つぶやき

フリーの青木理の決まり文句の「僕は政治記者ないけれど、…」という言葉の裏に、自分は同類項ではないとの宣言であるのがよくわかる。

かつて菅官房長官記者会見で東京新聞の望月記者の孤軍奮闘ぶりを見た時、まわりの政治記者たちの徒党を組んだ官邸への陰湿な阿りを見せつけられた。

アレは結果として、国民の眼も耳もバカにしていた政治記者たちの卑しい品性の現れだった。

スガが「この国は法治国家だから、有り難いと思え!」と言外に嘯いているのを、誰一人質そうとしない。そんな彼らが政治記者だというのだから可笑しい。

加藤に、松野に代わろうと、同じなことを続けている政治記者と官邸との腐った舞台劇ならやらない方が良い。

そして、政治記者らの行動を助長し、逆に締め付けるメディア上層部の下劣さも推して知るべしである。

近頃、オフレコの首相秘書官の暴言を毎日新聞が報じたが、単に販売部数への無駄な抵抗としか映らない。

大手新聞はみんな産経新聞化すれば良いのではないか。そしたら良いモノが残る。残らなければ、それでよい。

我々のやれることはそんな新聞は買わない、そして、テレビは見ない。

 

 

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餞別金外交

2023-02-05 14:27:14 | ぼやき

安倍前首相は自ら「外交のアベ」と言ったが、プーチンに二十数回あったが、四島返還はもとより、二島返還もなしえずに、ただ終わった。

政界・財界の常識では、一国の首相の外遊はとてつもない餞別金が集まるそうだ。

日本社会の礼儀で、外遊土産でアルマーニを買ったのではないのか。

たぶん、どの首相もやってきたことなのだろう。

そんなことは百も承知の政治記者たちが、パンケーキ・オジサンの時の同行より待遇が悪いと反発したのか、オジサンから直接恫喝されたのか。

我々庶民には全く与り知らぬことである。

今はそんな悠長な時ではあるまい。何より国民経済の復活や雇用・賃金の上昇が先だろう。

それが必ずや少子化問題の「本来の対策」になるはずだ。

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メディアの二極化

2023-02-04 14:31:43 | つぶやき

勝ち組と負け組、上流と下流、東大などの有名大とFランク大、正規と非正規、とかく二極化したがるネオリベラリズムの此の國で、とうとうニュース報道の二極化が始まっている。

テレビや新聞の大手メディアは、「岸田の息子のお土産買い」や「オフレコのLGBT嫌いの官僚の吊し上げ」そして、最後は「政権運営は厳しい」と締めくくる。(これをやると誰がほそ笑んでいるのか、・・・?)

片や、ネットの小メディアは、「統一教会と政権党の関係はどうなっているのか?」や「オリンピック汚職はこれで終わりなのか?」、「太陽光など再エネ事業の利権の実態はどうなのか?」などが地道に扱われている。

何だかどっちが本流の、本当のジャーナリズムか分からなくなってきた。

いつも新聞購読を勧めるメールが来るが、一向にその気になれない。

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いつか来た道を

2023-02-03 12:39:45 | 直言

結局、防衛費倍増は、NATOのドイツがGDP2%に舵を切ったこと、安倍前首相の買い付けた武器のローン支払いがあること、たぶん日米交渉で軍事費の上乗せを要求されたこと、これが事の本質ではないか。

小泉政権以降、この国のアメリカへの従属化は止まらない。

しかし、本質を質さず、マスコミの政権への翼賛振りは気持ちが悪い。

先日、朝起きてテレビをつけたら、「羽鳥モーニングショー」で台湾有事をやっていた。即座にチャンネルを替えたが、いつか来た道を、また「新しい戦前」とかで、また歩こうとしているのではないか。

かつて、朝日新聞は1939年6月8日に、明治神宮外苑競技場で満州開拓青少年義勇軍壮行会を報じた。その大行進では、主筆の緒方竹虎が挨拶したそうだ。(『新聞と戦争』朝日新聞社)、同じ年の6月21日、永井荷風は「世の噂によれば、軍部政府は婦女のちぢらし髪(パーマネント)を禁じ、男子学生の頭髪を五分刈のいが栗にせしめる法令を出したりという」と記した。(永井荷風『断腸亭日乗(下)』岩波文庫)

そして、翌1940年10月に「大政翼賛会」が生まれた。

今の国会はNHKが公正に報道しているのだろうか。単に政府広報化していないか。

何より、野党がスキャンダルを質問するだけで、防衛費倍増に強く反対しているのだろうか。

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沖縄だけではない

2023-02-02 14:01:19 | ぼやき

世間では沖縄の基地の問題が顕在化されて、所謂大手マスコミのニュースショーなどで、専門家?というコメンテーターが、何故軍備ではなく外交の努力をしないか、台湾有事という名の中国との関係を改善できないのか、というセオリー(筋立て)で報道される。

かつての佐藤首相時代のレガシーと称された「沖縄返還」は駐留(占領)軍基地付きで、且つ核付きであった。又、西山太吉が告発した費用負担付きでもあった。

がしかし、佐藤氏はノーベル平和賞をもらったとか!だが、いつ何故貰ったのか、国民は殆ど覚えていない。

今となっては、抑々が変だった。

「沖縄」の返還は本土の「沖縄並みの基地化」、つまりは「属国化」に進む入り口だった。

東京から30年前に湘南に転居した頃、毎夜タッチ・アンド・ゴーを繰り返す湘南の海の夜空は、実はすぐ傍に基地があり、その名が遥か遠くの「厚木基地」という名前だと言うのを、当時不思議な思いで受け止めたものだ。

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