「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「スズメのお風呂」

2009年05月08日 | 季節の移ろい・出来事
この春、新しく群れの仲間入りをした、スズメのヒナ達。
親や兄貴らと一緒に飛んできては、警戒しながらも草むらに入って、自分でエサをついばみ始めた。
その初々しさと稚拙さは、しばらく眺めていても飽きさせない。実に可愛い仕草をする。

中でも、春先に多く見られた親スズメの砂浴び。初夏を迎えたこの頃では先輩が率先してやって見せ、可愛いヒナがそれに続く。畑のそこかしこに、直径10㎝ばかりの、手ですくって出来たようなお茶碗状のクレーターが、数多く出来ている。その形状は、柔らかい刷毛みたいなもので、泥を跳ね上げたように優しいソフトタッチで作られている。

小鳥たちが気持ちよく、砂のお風呂を浴びる。なんとか現場撮影を試みるのだが、それこそ一時としてジッとしている間はなく動き回る。しかもカラスの行水ならぬ忙しいスズメの泥浴び。
写真でお見せするのは、この腕ではいささか無理なようだ。おひまな方は是非実物を探してみられるといいかも。 そんなヒマはない!おしかりを受けるかもねー。

当然ながら、ツゲの木の下には水浴び用の雨水受けも完備されているが、この時期はあまり水浴びを見ない。

いずれにしても、巣立ったばかりのヒナは、全ての面でピッカピカの一年生。
“ やって見せ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ ”
という名言を心得た先輩達に、生きていく術を少しずつ少しずつ教わっているのだろう。

やっぱり応援したくなる、ピッカピカの一年生……。

    ( 写真: 畑のあっちこちに見られる、スズメのお風呂。 ちょっと分かりずらいねー…。 )
コメント (8)
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