「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「もうちょっとなんとか……」

2009年05月13日 | 家族・孫話
産後の母親・仕事が休めない父親の代役。小学校参観日、じいちゃんの出番と相成った。
それこそ20数年ぶりの授業参観、やや緊張。 大手を振って校長室にフリーパスで出入り出来た遠い昔を思い出しながら、ネクタイまでは締めない準正装で出向いた。

場違いな感じがした。ジーパン・ポロシャツに着替えに帰ろうか…と思うほど服装が浮いて見えた。一人だけ、若いお父さんで、現職の市会議員さんがネクタイ・スーツ姿だった。 ジーパン・半ズボン・Tシャツ・ポロシャツのオンパレード。

“お母さん 化粧の濃くなる 参観日” などといわれた我々のPTA時代とは大きく様変わり。その当時にはほとんど見られなかった、祖父母の参加者も結構多いのには、内心ホッとした。

服装で人の値打ちを決めるほど愚かではない。が、少なくとも子や孫がお世話になっている学校や先生の前に立つ保護者にしては、これで正常なのか??と疑問を持つ。 子供に対しても「シャンとしなさい…」などと言えないよなー。そんなことは言わないのかな…などと、久々の参観日で、時代の流れを思う。

さて授業中の我が孫は……。さすが3年生はしっかりしている。整然と、淡々と静かに行儀よく進んでいく。見ていて安心。 さーて、問題の1年生。ど真ん中の最前列。 先生の注意も説明も耳に入るのか入らないのか、下を向いたり勝手に書いたり消したり…。時々思い出したように、質問に手を挙げる。

ゲンコの一つもくれてやろうか…とハラハラ・ドキドキ。 ニカーっと笑ってVサインを送って寄越す。憎めない。 授業が終わって「ご迷惑をおかけします…」先生にご挨拶。「よくがんばっていらっしゃいますよ…褒めて上げて下さい…」と言われる。何処をどう褒めりゃいいの?という疑問を飲み込んで、ひたすら頭を撫でてやる。

我が孫の態度もそうだけど、授業参観に出席する親たちの服装も、もうちょっとなんとか……という古い考えが頭をもたげる。次に参観を頼まれたら、さーてどうする? ちょっと堅物のじいちゃん!!

       ( 写真: 遠い昔を思い出しながら…小学校授業参観 )
コメント (14)
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