花が過ぎ、いつの間にやら葉桜に変わった柔らかいみどりが、川風に揺れる錦帯橋。
大正ロマン女の艶やか行列に続く奴道中・大名行列など、橋の上を歴史絵巻物によみがえらせる「錦帯橋祭り」が、GW初日の4月29日行われた。
“目に青葉 山ほととぎす 初がつお” 初夏を彩るお決まりの名文句である。が、ここ岩国にとっては、錦帯橋祭りで初夏を迎える。そして、そぞろ歩く浴衣姿に下駄の響きで夏の盛りを感じていく。
抜けるような青空の下、4万人の人出で賑わった。 錦帯橋下川原では、岩国藩鉄砲隊模射や和太鼓演奏。上河川敷では、膨大な骨董市、各種団体の出店によるバザールなどなど、多彩な催しが、多くの人を楽しませていた。 なーんか、まるでタウンリポートの練習みたいな、常套句を並べてしまった……。ヤダネ~…。
膨大な骨董市・食べ物・雑貨などが並ぶ一角に、ボランティア仲間の大きなパワーが、「福を呼ぶフクロウ」をモチーフにした民芸品という素敵な置物・小物になって並べられているブースに足が止まった。知的障害者授産施設の展示即売会場という説明であった。収益金は施設園生の報酬の一部となるとのこと。
初夏を彩る華やかな錦帯橋祭りの側面として、このようなボランティアという陰の努力が大活躍していることに気付いただけでも、何かしらもう一つ得をした気分。そして、園生数人、お手伝いの人たちそれぞれが、明るく楽しそうに、販売しながら錦帯橋祭りに溶け込んでいる様子を目の当たりにした。
このような何気ない社会参加を通して、暖かく優しく見守ることが、彼等の自立支援の一つの有効な方法となっていくことを、素人ながらに感じた初夏の昼下がりであった。
( 写真: 柔らかな葉ざくらの向こう、錦帯橋を渡る大名行列 )
大正ロマン女の艶やか行列に続く奴道中・大名行列など、橋の上を歴史絵巻物によみがえらせる「錦帯橋祭り」が、GW初日の4月29日行われた。
“目に青葉 山ほととぎす 初がつお” 初夏を彩るお決まりの名文句である。が、ここ岩国にとっては、錦帯橋祭りで初夏を迎える。そして、そぞろ歩く浴衣姿に下駄の響きで夏の盛りを感じていく。
抜けるような青空の下、4万人の人出で賑わった。 錦帯橋下川原では、岩国藩鉄砲隊模射や和太鼓演奏。上河川敷では、膨大な骨董市、各種団体の出店によるバザールなどなど、多彩な催しが、多くの人を楽しませていた。 なーんか、まるでタウンリポートの練習みたいな、常套句を並べてしまった……。ヤダネ~…。
膨大な骨董市・食べ物・雑貨などが並ぶ一角に、ボランティア仲間の大きなパワーが、「福を呼ぶフクロウ」をモチーフにした民芸品という素敵な置物・小物になって並べられているブースに足が止まった。知的障害者授産施設の展示即売会場という説明であった。収益金は施設園生の報酬の一部となるとのこと。
初夏を彩る華やかな錦帯橋祭りの側面として、このようなボランティアという陰の努力が大活躍していることに気付いただけでも、何かしらもう一つ得をした気分。そして、園生数人、お手伝いの人たちそれぞれが、明るく楽しそうに、販売しながら錦帯橋祭りに溶け込んでいる様子を目の当たりにした。
このような何気ない社会参加を通して、暖かく優しく見守ることが、彼等の自立支援の一つの有効な方法となっていくことを、素人ながらに感じた初夏の昼下がりであった。
( 写真: 柔らかな葉ざくらの向こう、錦帯橋を渡る大名行列 )