収穫間近のグリーンピースを食い荒らして
人との接触率を70%も80%も下げることが、あのにっくき新型コロナウイルス感染から身を守る大きな手立てと言われている。
それでなくても、不特定多数の見も知らぬ人の中に紛れ込むのは怖い怖い。
知らず知らずのうちに、人との接触を可能な限り避けている。これはコロナウイルス感染対策だけではなく、性格的なものかもね~。
「そんなバカな、あんたに限って・・・」などと反論する人の方が多いとは思うが、実は意外に孤独を愛しているのかも。
接触率を下げながら、孤独を楽しみ、時に笑みさえ浮かべる方法とは一体なんじゃろう?
そう簡単には見つからない。だが待てよ!隣の荒れ地の一角を開墾した家庭菜園とのお付き合い。これがあるではないか!!
このところ足繁く畑に出ては、植え立のスイカ、トマト、キューリ、ピーマンなどに吾輩の足音を聞かせ、声をかけてやる。
もちろん、しっかり実ったタマネギにも、収穫間近なグリーンピースにもお褒めの言葉を投げかけている。
こうしていれば、つい出かけたくなるクルマの運転も、人との接触もかなり抑えられるではないか。
そんな思いを胸に、生い茂るグリーンピースの裏側に回ってみたらなんと、熟れた豆をなに奴かが食い荒らしているではないか。
あんな高いところで小さなオロ木に留まって、青い豆を食い荒らすのは多分ヒヨドリに違いない。
推測で犯人を決めちゃいけないが、あれは確かに確かにあれは、ヒヨの仕業に違いない。敵もさるもの、なかなかやりおるわい。
彼らだって、まん丸く実ったグリーンピースは「初物」であり「旬の食材」なのだ。少しだけ分けてやろうか。多くはダメよ。
などと一人悦に入っていたら、コロナウイルス感染対策のため市内の小中学校は再び臨時休校に入るという情報が。
ようやく始まった新学期もわずか1週間で再びお休み。またまた孫のためのじいちゃん学校開校となる。
となれば、畑でゆっくり夏野菜と会話する時間を削がれる。でもその分、成長著しい小5の孫クンと会話ができるのだ。
どっちにしたって、暗くて気の重い今、気の持ちようを替えて、少しでも楽しい方向に目を向けよう。