「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「耳に心地よい旋律」

2020年04月17日 | つれづれ噺

            

NHKの朝ドラは多くの場合、特に理由もなくついつい引き込まれてしまうことになる。
特に、功成り名を遂げた人物伝などとなるとなおさら。わざわざ放送時間に合わせて他の用事を済ませることだってある。
中には、ちょっとしつこいねー、粘っこすぎるよねーなどと、あくびをするものもあるが、総体的に面白いものが多い。

前作品、女性陶芸家を描いた「スカーレット」のヒロインの朴訥な演技も魅力があった。肩の凝らない展開も面白かった。
それに続く「エール」。まだ始まったばかりでなんとも言えないが、演歌好き、軍歌好き、軽快なマーチ好きと、好きの多い小生
にとっては、なんかしらのめり込みそうな気配である。

文字通り功成り名を遂げた今回のヒーローは、「高原列車は行く」「イヨマンテの夜」など、今も耳に残る作曲家古関裕而物語である。生涯の作曲数は5000を越えるという。
   ♬ みどりの丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台
       鐘がなりますキンコンカーン メーメー子ヤギも鳴いてます ・・・・・・♪
ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」を、ひもじいお腹を押さえながら聞いた遠い昔よみがえる。

そしてあの、ファンファーレを聞いただけで、胸が高鳴り、興奮を予感させる東京オリンピックのスタートに鳴り響いた「オリンピックマーチ」。さらには「NHKスポーツショー行進曲」、高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」等々、胸震わせる曲の数々。
「メロディは頭で考えて書くのではない。詩を見て、情景を思い浮かべれば自然とメロディが浮かぶ」。

そんな作曲に打ち込む姿と、一曲出来上がるまでの苦労話をしっかり見詰めて行きたい。何かのヒントが隠されているかも。

 

コメント (2)
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