我が家の北東の角に、魔よけの南天の木が植わっている。
その周辺にいつだったか、ツワブキの根っこを植えた。時節が来ると毎年鮮やかな黄色い花を咲かせ、季節の移ろいを教えてくれる。
今年もまた見事に花を付け楽しませてくれている。
今日の新聞は、昨日行われた菅義偉総理大臣の、就任後初めての首相所信表明演説が行われたニュースが大方を占めている。
菅首相の所信も、これからの国家運営の手腕も、ここでは一先ず置いといて。
昨日のもう一つの興味あるビッグニュースは、プロ野球の新人選手選択会議というドラフト会議が行われたことである。
プロ野球選手を目指す大学野球選手・高校球児・野球少年らのあこがれの会議である。
夢が叶って胸躍らせた選手も多かろう。一方で、夢叶わずグッと下唇を噛んで新たな道を模索する球児も少なくない。人それぞれであったろう。
思い起こせば、昨年の今ごろ。ツワブキ色の栄えある結果をもらって、勇躍プロ野球の世界に入ったその数はざっと100人近く。
幸いにして我が愛する広島カープにドラフト一位入団した森下投手は、目下セリーグの新人王争いの最有力候補に上がっている。1年目からそれほどの大車輪の活躍を見せてくれた。彼ほどの活躍は、まさに1年に二人か三人の狭き門。それでも、彼らにとって、彼らを取り巻き指導した人たちにとって、プロ野球とは大きな魅力ある世界であり、魅力あるドラフト会議ではある。
広島カープの今年の指名は、社会人投手No1の呼び声高いトヨタ自動車所属の栗林投手。大いなる期待をかけたい。
このように、どの球団にも負けず劣らずの精鋭が新規入団した。がんばれ新人選手たち!である。
そして来年のツワブキが咲くこの季節に、功なり名を遂げる選手が何人出てくるのだろうか。来年のツワブキの花の頃が楽しみである。