自分の座席からライト側、内外野の スタンド風景
同じく、レフト側内外野スタンド風景。写真で見ると結構密な風景が広がる。
今年初のカープナイター見参。相手はヤクルト、こちらは森下投手先発。普通に行けば負ける要素の少ないカードであった。
ヤクルトファンには失礼な、そんな下馬評をいとも簡単にひっくり返すから面白い。などとは言っていられない。やっぱり弱いカープ。貧打カープ。肝心なところで凡退するカープを見せつけられる試合であった。
最後の見せ場となった1点ビハインドの8回裏。なんとかつないでチャンスを作った。
菊池がヒット、西川四球でツーアウト1・2塁。ワンヒットで同点。2塁打なら逆転サヨナラ。そんなチャンスで迎えるバッターは4番打者鈴木誠也。
そこまでの3打席を見ても、全く迫力なし、威圧感無しの状態だから、90%「ダメだろうな」の気持ちで見る。でも最後のチャンスなのだと、応援グッズのカンフーバットを打ち鳴らす。予想通り、見事に三振。そこで席を立ち、早々に帰路へ。
コロナ感染対策は色んなところで工夫されている。試合終了まで席に座って観ていると、帰りの退場が制限される。ひとかたまりずつに分けて退場口も数か所に分けられる。その時間ロスを避ける気持ちもあったが、あの8回のチャンスを歓声の一つも上がらない、ただただため息の空振り三振を見せられては、最終回9回に点が入るなど期待できる状態ではない。 などとひいきのチームをこき下ろすようでは、本当のファンではないと叱られるご時世である。そんなことも承知ではあるが、大枚のお金と時間をかけて、必死に応援する身にもなってよ。
通常3万2千人収容の球場で、50%制限入場の1万6千人が詰めかけている。
飽くまでも50%制限なので、私たちの周囲のシートもガラガラ。しかし、カメラを向けてみるとほとんど満席に見える。結構密だね~と感じる。
しかし、よーく見るとそんな集団の中でも空席はイッパイ見られる。
今は、コロナ感染対策で入場制限されているが、やがてコロナも収束の日が来るだろう。その時、再び3万2千の観客席が埋め尽すかどうか。
もうちょっと魅力のある野球を。「そうは云っても選手はみんな一生懸命やっているんよ」。そんなことは当たり前のことなんよ。短期間に数十倍数百倍の報酬を得るプロなのだから。精一杯やってるのだから仕方がない、でいいのかねー。それは、趣味と好きと情熱で取り組んでいる孫君たちに対する言葉じゃないのかねー。
そんな古いこと言ってるアタシなんぞは、所詮カープファン失格なのかもねー。