道路側から眺める、あががお棚 内側から眺める今一歩の咲き具合
時は梅雨のど真ん中。降るのか降らないのか、何とも釈然としない日が続く。
というのはこの地方のことであって、いわゆる雨期の日本列島はあちらこちらで、生命や生活を脅かす大雨の地方もある。
そんな中で、カレンダーをまた1枚めくって文月ついたちを迎えた。今年も早くも後半に突入である。
コロナワクチン接種の動向や、オリンピック・パラリンピック開催への賛否など、世情何かと落ち着かない令和3年の夏ではある。
世の中がどう動こうと、何があろうと、季節が来れば季節の花は咲く。そうして人々の目を楽しませる。これもまた抗うことの出来ない自然の摂理である。面白いと言えば面白い。我が家のアサガオも本格的に咲き始めた。
狙いとしては巾6m・高さ2mのすだれ状のアサガオ棚を、いっぱいの花で埋め尽くす「花すだれ」を作り出すことである。幸か不幸か、コロナ禍で自粛生活を求められる中、内向きの行動が多くなった。そのひとつが、アサガオの植え付けから成長の過程で多くの手をかけられたこと。
だからといって簡単に花すだれができるとは思わないが、今年の勢いは何となく感触がいい。
ペットの散歩や通りすがりの人が、ホンのちょっと立ち止まって「よく咲きましたね」などとの短い会話も、アサガオが取り持つ縁である。狙うぞ『花すだれ!』。