準優勝のメダルを掛けてもらって、ちょっと複孫君孫君
「政権の選択」を叫ぶ衆議院選挙を1週間後に控えた今日、山口県では、参議院の補欠選挙が行われた。もちろん、一日の始まりに清き一票を投じてから次の行動を・・・と思っていたのだが、ちょっとした弾みで投票所に行くのが遅れてしまった。それでも夕方7時前には、意中の候補者の名前を書いて投じた。そしたらその1時間後の午後8時、NHK大河ドラマ「晴天を衝け」のオープニングには「山口選挙区参議院選挙は、〇〇氏の当選確実」というテロップが流された。オレたちの大事な一票も計算されているのかい??と思わせるほどの速さである。
もっとも、こういった国政選挙などでは「出口調査」という有権者の投票実績をあらかじめ調査していて、投票時間終了と同時に、それらの状況判断で「当確」が発表される仕組みが出来ている。そんなこんなで参議院の選挙区選挙は一件落着。次なるは1週間後の衆院選である。
さてその、ちょっとした弾みで投票所に行くのが遅れた理由とは。他ならぬ孫君のソフトボール大会追っかけ応援のせいである。試合開始時刻が予定よりずれたために、第1回戦に間に合うよう、約30kmの試合会場までクルマで飛ばすことになった。それで予定していた投票所行きがずれた。投票と孫の応援とどっちが大事なのか、などと硬いことは言いっこなし。今の私にとっては、孫の応援が最優先事項である。それに世の中には、こんな「弾みを食らって」という話はよくあることだ。
応援に駆けつけた結果は、先週の「愛宕大会」に続いて今回の「サザン瀬戸大会」も、決勝トーナメン進み進み決勝戦で敗れて、連続準優勝の憂き目に。
あのNHK朝ドラ「エール」で生き返った感じのある作曲家古関裕而の傑作「栄冠は君に輝く」を歌ってやりたいジジの気持ちを伝えることが出来ないまま終わった。これも致し方ない。むしろ頂点はもっと先で、もっと大きな場所で掴んで欲しい気持ちもある。
負け惜しみなどではないが、今のチーム状態を見れば準優勝が似合っている、と、このジジは思っている。そうして思うのは「栄冠はいつか君に輝く」である。いつか来るその日のために、今の口惜しさを胸の奥に蓄えて、バネにして、いつかきっと栄冠を君の頭上に輝かせて欲しい。と願うジジバカである。