広い海岸、きれいな砂浜を目指して 集められたゴミの山
11月5日(日)は、地域活動にとってアフターコロナの試金石ともいえある「瀬戸内海環境保全大作戦」海岸清掃の日である。
あのにっくきコロナ感染の動向を見守りながら、恐る恐る準備を進めて来た地域住民上げての海岸清掃ボランティア活動の日でもある。
気持ち的には完全復活を確信しながらも、地域住民の皆さんにどこまで受け入れられるのか、見切り発車的要素も多分にあった。
そんな目に見えない怖さを見事に払拭、多くの住民の皆さんがおおむねコロナ以前に近い参加をしてもらった。
もちろん、中学生は生徒会活動を通じて80人が参加、地元の高校からも20数人。岩国衛生看護学校生徒や赤いエプロンの一団体は地元郵便局のご婦人連中が気勢を上げてくれていた。海上保安庁からは、ウエットティッシュや海岸漂着のプラゴミから作ったというボールペンなどが配布されたり、地元企業や小中各団体から多くの応援を頂いた。台風襲来で中止になった以外は、コロナの中でも少人数で続けて来た実績が認められたと受け止めたい。
実行委員会を開催はしたものの、なかなか徹底しないまま会議時間の短縮が主眼となって、各部署の担当者に行き届かないなど紆余曲折はあったが、兎に角終わった。終わってみれば海岸はきれいな砂浜に戻っているし、集めたごみの山もコロナ以前とほぼ同等。上出来である。関係する介護施設の事務長以下一団や、中学校の孫君も野球部のみんなと頑張ってくれたし、良かった良かったという一日になった。お疲れさん。