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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「12月14日」

2023年12月14日 | つれづれ噺

                     

12月14日と言えばやっぱり忠臣蔵でしょう・・・などとあまり大きな声で云うのが憚られる時代となった。
朝刊のテレビ番組に目を通してガッカリ。12月14日、赤穂浪士の討ち入り記念日と言うのに、赤穂浪士や内蔵助に関連する番組など一切なし。
民放もNHKも、もうそんな懐旧番組に時間もお金もかけない世の中なんよ、と言わんばかり。いつ頃からこんなペースになって来たんじゃろう。

そんな、討ち入りとか敵討ち、機を窺うための辛抱など、現代人とは無関係な話なんじゃろうね~。などと思いつつテレビのチャンネルをいじくっていたら、やはりBSの某チャンネルで2004年に放映された、松平健さんの大石内蔵助をやっていましたよ。やっぱり誰かが覚えてくれていたのか~と少しだけ安心した。こんな繰り言を述べるアタシも、やっぱり古い人間なんでしょうかね~。その通り!!ってか?

かれこれ30年前の話になって申し訳ないけど、東京本社へ転勤したときの土日の休日は、お上りさんにとってそれはそれは大切な時間でしたね~。
歌にうたわれた場所はもちろん、歴史や小説などで聞き覚えのある場所を、自分で道順を調べ上げて間違いなく到着するように。胸躍る日々を過ごした。そんな中でも、有楽町で逢いましょうは、本社ビルが有楽町駅のすぐそばだったのでここばかりは毎日飽きるほど眺めた。わざわざ足を運んだのは、高校の修学旅行でも訪れたこのあるあの赤穂の浪士四十七士が眠る、高輪泉岳寺だった。当時はまだ日がな一日線香の煙が絶えないと言われていたが、まさしくその通りだった。

今ではそんな時代じゃないよ。主君の仇討? 主君って誰のこと? 本懐を遂げたら切腹? 漫画の世界でも理解されるまでに時間がかかりそう。
と言うことで、今年も残すところ2週間余り。寒暖の差に気を付けて風邪など引かんように、健やかに正月を迎えましょうや、ご同輩。

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