はがき随筆山口県大会、肖像権の観点から少々ぼかして・・・
毎日新聞西部本社の人気長寿ページ「はがき随筆」。読者投稿欄数ある中でも長寿を誇っている。
それも、わずか252字に思いを込める短文エッセイである。もう少し字数があれば、などと思わないこともないが、山、高きがゆえに尊からずを文字って、エッセイ、長きゆえに尊からず。短いがゆえに、言葉選びや重複後の回避、余分な言葉の削除など、省くのに精魂を込めるエッセイではないか、と思って今まで書いて来たがどうなんじゃろう。
少なくとも自分の中では、意見や提言とは異なる味わいを醸し出すところに、252字の役割を求めている。
その中に、人生の喜怒哀楽、人生の哀歓が込められたらいいな、と思っているし頭の中では解っちゃいるの
に、未だにその域にはるか遠い位置にいる。そんな屈辱をわきまえながらも書き続けている。
たとえ拙くても、下手でも、書き続けていないと不安になるんよ。それとなく気に掛かる感性を磨いておかないとね。ときには休んで頭をスっからにしても、またすぐに「これを書いてみるかな」なんて思うんよ。
しかもはがき随筆の発祥は山口県だというのだ。大事に守らなくてはね。近ごろでは後発の九州一円に押され気味である。
などとリキが入るからダメなのよ、と解っているはずなのに、ついつい肩から指先にかけてガチガチの力が入ってしまう。ただね、こうして1年に一度、書き手の生の姿を顏を感じられる集いがあるから、また書いてみたいなとい新たな気持ちが湧く。誰がなんと言おうと「こればかりはおいらの世界よ」などと思ってしまう。半分中毒みたいな感じかも。笑ってしまうけどね。
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