今日は極めて単純な語呂合わせで、11月26日「いい風呂の日」だという。
先日のいい夫婦の日(11月22日)の方が少しは文学的な匂いもするようだが、まあどっちにしても11月は頭に「いい」と言う二文字から始まるから何かにつけていい記念日になりそうな気がする。
先日のいい夫婦の日(11月22日)の方が少しは文学的な匂いもするようだが、まあどっちにしても11月は頭に「いい」と言う二文字から始まるから何かにつけていい記念日になりそうな気がする。
あまり裕福ではない、と言えばかっこいいが、あまりどころかまるで裕福ではない家に生まれた子供時代。風呂にまつわる話には何かしら暗い影がつきまとう。
先ずは風呂の水くみの話。我が家の井戸が枯れてしまって隣りからのもらい水。それもうまくいかなくなったら今度は、少し離れてはいるがおふくろの仲よしおばさんの家のもらい風呂。小学校4・5年生だったろうか、何かにつけて恥ずかしさを覚える頃のもらい風呂は、風呂上りから戻る道すがら冷えるのなんの、もらい風呂の哀れさと貧乏が身に沁みた思い出がある。
先ずは風呂の水くみの話。我が家の井戸が枯れてしまって隣りからのもらい水。それもうまくいかなくなったら今度は、少し離れてはいるがおふくろの仲よしおばさんの家のもらい風呂。小学校4・5年生だったろうか、何かにつけて恥ずかしさを覚える頃のもらい風呂は、風呂上りから戻る道すがら冷えるのなんの、もらい風呂の哀れさと貧乏が身に沁みた思い出がある。
少し大人に近づいたころ銭湯が流行りだした。小さな街にも銭湯が2軒進出して来た。そのうちの一軒の常連さんになって、番台に座るおふくろより少し若いくらいのおばちゃんとウマが合った。銭湯の服脱ぎ場に張りめぐらされた映画館のビラ(ポスター)のビラした券という入場割引券をもらっては映画館に通うちょっといい思いをした思い出もある。
だから我が家を建てるときにお風呂にはこだわりがあった。流行りの最先端を行くキラキラの丸いタイルをふんだんに使ってもらった。四角いタイルの焼き方、色にも注文を付けた記憶がある。朝ご飯の後に新聞を持って籠るあの空間に次ぐリラックスできるのが風呂である。ちっちゃな幸せだが、それさえ手に入らなかった子供時代があるからいまの有難味がよくわかる。
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