あっという間に雪化粧の植木
『記録的な寒波襲来、大雪と寒さに最大級の警戒を!!』 気象庁はもとより、どのニュース番組でも、寒さに対する慎重な警戒を呼び掛けている。
それでも、厳しい北風に吹かれながらもなんとか午前中のG・ゴルフは予定通り頑張った。今日に限っては、終わってからの追加のおしゃべりも少なく、早々に家に戻ったのはお昼前である。少し間をおいて昼ご飯の頃から風に舞う粉雪が目に見えるようになった。
本当に降るんだねーなどと思っていたら、あれよあれよという間にあたり一面真っ白に。庭の植木もたちまち雪化粧。ここらでは昼間の雪が積もるのは珍しいこと。それほどに今回の寒波は警戒に値するスケールなのであろう。
そんな粉雪をものともせず、約束の午後3時40分地元の中学校に住民20人が参集。間もなく始まる高校受験の面接練習の相手を務める臨時面接官に任命された。というか半分は自分で手を挙げたことではあっても、孫の高校受験を体験したジジが、たとえよその子ではあっても、高校受験の志望校突破に力を貸せるものなら貸してあげたいという思いやりと理解頂けると有難い。
現代っ子の一番の特徴は、やたら早口である。自らの長所短所の口述も、自己PRの口調も、抑揚もなく早口でしゃべる。相手に告げるとか面接官に説明するという感覚に欠けるのか、兎に角ジコチューでおしゃべりになる。先ずは名前から二度三度聞き返すほど、姓と名の区切りもなく「〇〇○○○」超早口で終わる。私の耳が遠くなっているのかもしれない。マスク越しで生の声ではないからかもしれない。兎に角聞き取れない小声と早口。
初対面の面接官の質問に、答える・自分を解らせる大切な儀式である。先ずはそこんところを、本人にも、学校の先生にも丁寧にお願いした。これは、孫君や孫姫たちがそんな状態であったら、声を大にして直させたいと思うから。
何かの縁があって面談した彼や彼女である。成功して欲しいと心から願う。そんな地域住民の一人であり続けたいから。
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