人形浄瑠璃文楽。生まれて初めて、その本物の中に溶け込んだ。
といえばかっこいいのだが……。そんな生やさしいものではなかったというのが第一印象。
それでも、人間国宝・鶴澤寛治師の三味線。同じく人間国宝・吉田文雀師のしなやかな人形遣い。
これら、文楽という古典芸能・伝統芸能に初めて触れて、直接拝見できたことは、またひとつ心の中に大きなひだの一枚が加えられたと感じている。
その芸の奥深さ・奥ゆかしさはやはり他では味わえない、他とは違う素晴らしさと感動を堪能した。
客席の上手(舞台に向かって右側)に張り出した「床」と呼ばれる、小さいながらも一段高い舞台で、浄瑠璃(義太夫節)が演奏される。その演目や太夫と呼ばれる浄瑠璃口演者と義太夫奏者の紹介などの「口上」で舞台・物語は始まる。
「二人三番叟」(ににんさんばそう)・「御所桜堀川夜討」(ごしょざくらほりかわようち)そして「傾城恋飛脚」(けいせいこいびきゃく)三演目。
解説書など若干の知識をもっては行ったが、実際の浄瑠璃の語り口だけではなんとも理解しにくく、ともすれば、低音の浄瑠璃三味線が子守歌に変わったりする。 そこで、浄瑠璃語り口の原本となる「床本」のコピーが全ての頼りとなる。只、語りに合わせて文字を追っていると、肝心な人形の動きが見えなくなる。
予備知識も少ないままの初体験ではあったが、文楽には文楽独特の格式・伝統を感じる。また歌舞伎に歌舞伎の、文楽とは異なる芸の高さを感じる。いずれにしても、本物のに直接触れると、色んな幅広い感覚が生まれてくることは確かである。岩国の文化を育てる会に感謝しよう。
といえばかっこいいのだが……。そんな生やさしいものではなかったというのが第一印象。
それでも、人間国宝・鶴澤寛治師の三味線。同じく人間国宝・吉田文雀師のしなやかな人形遣い。
これら、文楽という古典芸能・伝統芸能に初めて触れて、直接拝見できたことは、またひとつ心の中に大きなひだの一枚が加えられたと感じている。
その芸の奥深さ・奥ゆかしさはやはり他では味わえない、他とは違う素晴らしさと感動を堪能した。
客席の上手(舞台に向かって右側)に張り出した「床」と呼ばれる、小さいながらも一段高い舞台で、浄瑠璃(義太夫節)が演奏される。その演目や太夫と呼ばれる浄瑠璃口演者と義太夫奏者の紹介などの「口上」で舞台・物語は始まる。
「二人三番叟」(ににんさんばそう)・「御所桜堀川夜討」(ごしょざくらほりかわようち)そして「傾城恋飛脚」(けいせいこいびきゃく)三演目。
解説書など若干の知識をもっては行ったが、実際の浄瑠璃の語り口だけではなんとも理解しにくく、ともすれば、低音の浄瑠璃三味線が子守歌に変わったりする。 そこで、浄瑠璃語り口の原本となる「床本」のコピーが全ての頼りとなる。只、語りに合わせて文字を追っていると、肝心な人形の動きが見えなくなる。
予備知識も少ないままの初体験ではあったが、文楽には文楽独特の格式・伝統を感じる。また歌舞伎に歌舞伎の、文楽とは異なる芸の高さを感じる。いずれにしても、本物のに直接触れると、色んな幅広い感覚が生まれてくることは確かである。岩国の文化を育てる会に感謝しよう。
あの近くのコンビニ、オープンしそうですね!
ところで文楽ですが、小学校高学年のときに学校に文楽、能、狂言の一座がきました。そのと、私は大変な感銘を受け今でもそのときのことは昨日のように覚えています。何しろそのときの催し物は月下で美しい女性が般若に変わる。。というような物語でした。
演劇の好きな私は伝統のある日本の演劇にも大変興味を持っています。この次帰国するときには是非文楽を鑑賞したいものです。
コンビニ(ヤマザキデイリー)間もなくオープンみたいです。
色々参考になりましたよ。
まだまだ年をとってはいけません。元気で行こうね。
小学校高学年といえば、随分前の話になりそうですが、よく覚えていらっしゃいますね。あらすじまで…。
文楽は2003年にユネスコ「世界無形遺産」の宣言を受けるほど、世界的な評価を受ける日本の伝統的古典芸能ですね。
大阪・東京の国立劇場などでは多く開催されているようです。
もし、ご帰国のチャンスでもありましたら是非ご覧になられたら、新たな感動を呼び起こすことでしょう。
文楽で印象に残っている、美女が突然夜叉に変わる演目は「紅葉狩(もみじがり)」という古来の伝統ある演目なのだと思います。
どうぞ、ご無理をなさらず、お元気にお仕事されて是非お時間を見つけられて観光帰日も悪くありませんね。岩国にでも起こしになれば、ブログ仲間で大歓迎致します。
今度帰国する機会があれば是非エッセイクラブの皆さんにお目にかかりたく思っています。その節はよろしくお願いします。そちらの文楽の経験もそのときゆっくりとお聞かせくださいネ。
ロードスターさんはじめ、メンバー全員大歓迎ですよ。
小さな目標かも知れませんが、何時の日か日本で、岩国で歓談出来る日を楽しみに、どうぞお元気にお過ごし下さい。
オレゴンローズさんとお会い出来る日を、こちらもお待ちしております。