天皇杯、広島男子駅伝 スタート 2014.1.19.午後0時30分
12月の、皇后杯、京都女子駅伝に次いで、天皇杯、広島男子駅伝を、テレビ桟敷に陣取って、時々居眠り付きで優雅に見守った。
各県の代表として、出身地の名誉をかけてタスキをつなぐ選手や、今年一番の冷え込みの中、沿道で声援を送る応援団のみなさんには誠に不謹慎な話で申し訳ないが、正直なところ、このような形になってしまうのをお許しあれ。
しばらくは集団で大移動 やがて徐々に縦長に
そうは言いながらも、一団でスタートした一区の選手たちが、前後左右、脚が絡みそうになるほどの集団で移動するうちに、徐々に縦長にばらけてくるのを見ると、走るかっこうのいい選手にはもちろん、半ば口を開いて苦しそうに走る選手にも、背中を押してあげたくなる優しさも秘めて、結果的には必死に応援しているのである。
結果は、実力者長野県の危なげない優勝 2位争いのデッドヒート
途中で何度も入れ替わる順位を、できるだけ記憶に残しながら、ユニフォームの色とゼッケンナンバーで「抜かれるなよ~」「もう一度抜き返せ」「ここをがんばらないと・・・」などと、結局は身体を揺するほど一生懸命になっている自分がおかしくなる。されど、お目当ての山口県はなかなか画面に表れてくれない。
結果的には、過去に4度も優勝経験を持つ強豪長野県が優勝した。アンカーの力強い走りは、それはそれは見応えがあった。
それに続く2位争いのデッドヒートも見応えがあり、九州勢で一番だった長崎県に注目したが、わずかな差で4位。それにしてもよく頑張った。
日本全国47の都道府県の名前が、これほど何度も呼ばれる報道番組は多くない。
そこへいくと、近々訪れてみようと予定している県の名前や、つい最近この足で訪れた県の名前などが連呼されると、妙に親しく感じられて、いろんな思いが頭の中を駆け巡る。もちろん、恩師の住まいであったり、大変な目にあった東北各県であったり、お世話になった方や友の存在も、しかと思い出されて、一瞬自分の世界に浸れる。これもまた全国都道府県駅伝のテレビ桟敷の面白さでもある。
ちなみに、我が住む山口県は25位。開催地広島県は14位。さてあなたの意中の県は何位?
2位争いの力走なんか、力が入りすぎたりしながら・・・
映る風景にも親しみを感じたり、私も、息子家族や親戚が住む県、旅行で行った県などには色んな思いが頭の中を駆け巡り、駅伝を観て楽しい時間を過ごしました。
コタツでぬくぬくテレビを見るのが気が引けるような時も・・・。
宮島の連絡船乗り場が見えたり、競艇場の建物が間近にあったり・・・。
ここは見慣れていますが、各都道府県の連呼などあると、ついついいろんなことが頭をよぎりますね。