マイカーの後部座席ドアーにへばりついたアマガエル
何を好んでマイカーに取り付いたのだろうか。
4cmばかりのちっちゃなアマガエル(雨蛙)が、小生の愛車「マツダ、アクセラスポーツ」の後部ドアの窓ガラスを上ったり下りたりしているのが目に留まったのは3日前。
我が家の駐車場には、アジサイやサザンカの青葉が茂っている。
最初に姿を見つけたときは「すぐにあの緑の葉っぱに移動するだろう」と思って特に気に留めるでもなく過ごした。
しかし2日たっても移動せず、今度は後部ドアの取っ手のくぼみにしっかりと収まっているではないか。
その姿を確認しても、クルマで出かけなきゃならない要件があって、往復26kmを運転した。
この時ばかりは、急発進も急停車も避け、スピードも控えめ、路面もガタガタは避けるように走った。
「振り落とさんように走るからよーくしがみついていろよ~。落ちるなよ~」と呪文を唱えながらのハンドルさばき。
これぞまさしく安全運転のお手本である。普段からこれほど慎重に運転していればいいのに・・・・・・と、ひとり苦笑い。
10歳違いの姉を突然の交通事故で亡くした無念さが、いまだ鮮明に残る我が身としては、安全運転は欠かせない。
なのについつい、喉元を過ぎると熱さ忘れてしまうように、ついスピードも出し勝ちになる。
それをアマガエルが戒めてくれたのかな、などと思う。
残念ながら4日目となる今朝イチバンにクルマを確認したら、アマガエルの姿はなかった。
なんぼなんでも、お腹もすくだろうし、居心地の良くない斜面、それも鉄板ときている。一日も早く通常の生活に戻りたかっただろう。
アマガエルの行く末を考えるとホッとした気持ちになる。
そんなアマガエルのお陰で、我が運転マナーも見直しをしたところだ。
これだけは3日坊主で終わらせることなく、続けていきたいな~っと今は思っているのだが。
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