年に一度の大仕事。所属する地元ボランティア活動「社会福祉協議会」の「通常総会」を終えた。
終わった・・・のではなく、終えた、というイメージが強い。
その分肩の荷を下ろした安堵感、開放感に浸っている、というのが取り敢えず今の心境である。
2・3日もすればもう次なる活動が待っていて、安全対策を中心とした素案作り、水面下の水かき作業が始まる。
運営資金の大半を、地区住民による賛助会費と言う名の寄付金で賄うボランティア団体。通称「地区社協」。
公共団体からの補助金、助成金といったものは、年間予算の5分の1程度。あとは世話をする理事と呼ばれる役員はじめ、みんなが出し合う浄財が運営資金に充てられる、営利も自己資金もない団体である。
そこに、「李下に冠を正さず」「瓜田に沓を直さず」という精神が頭をもたげて、地区住民の善意に恥じないよう、可能な限り地区住民にまんべんなく還元できるよう運営するのが、我々の仕事・・・という義務感みたいなものを背負っているのかな。
ついつい「完全ガラス張り資金運用」や「活動内容の充実」などと、肩に力が入るのだろうか。
「そこまで考えなくても」という声も確かにある。その声に同調して、ちょっと考えすぎかな?もっと気楽に出来ないか?と思う自分も確かにいる。そのかたわらで「そんなことでいいのか?」と、安きに流れそうになる自分を叱る気持ちも同居する。
なんのことはない、ご意見番的な事務局長という肩書を付けられて、必死になっているだけのことかもしれないね。
ただそんな気持ちが、ここにきて「少しきついな~」と思うことしきりである。
ということは「早く身を引いて好きなことだけを出来る自分に戻りたい」という欲がでてきているような。
でも今の組織では、長老に近い年齢になりつつあり、「多少嫌味の言える存在」も必要かな、などと自己満足に浸ったりする。
要するに融通の利かない、ボランティアバカみたいなものだな~と苦笑いを浮かべている。
活動を振り返る写真集4ページを含めて、42ページに及ぶ総会議案書作成。
理事79人のうち58人出席、17人の委任状で完全成立した総会。何はともあれひと仕事終えた今を愉しんでいる。
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