「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夏休み、竹細工教室」

2023年07月31日 | 地域活動

地元にある二つの小学生を対象にした、真夏の地域活動恒例行事「竹細工教室」を二日にまたがって行った。
指導者講習会も含めると三日間、ついでに孟宗竹の切り出しから言うと、全部で4日にわたって「切る・割る・削る」の竹細工の基本に汗を流したことになる。


作品は「竹笛」「ガリガリトンボ」「竹とんぼ」の三種類。過去には一つの小学校で100人を超える児童の参加があったが、児童数の減少と共に参加者が年々減って来た。コロナ禍によって直接口に付ける「竹笛」をやめたこと、鋭利な刃物を使う工作なので低学年は保護者同伴、などという規制もかかる。そんなこんなで今年は両校併せて50人程度。少しさびしい気持ちと、我々の指導内容や作品内容も見直しの時期が来ているのかもしれないと思うようになってきた。
     
             両校ともに開会式に続いて、私たち手作りの「竹細工教室DVD」を見てもらってからスタート。

     
         普段使わない曲尺やノコギリ、切り出しナイフなどをおっかなびっくり、必死で使いこなしながら作業は進む 
          
            地域のおじいちゃんはもとより、おばあちゃんも必死になってまご世代の手ほどき

          
              閉会式、さすが高学年を中心の参加者、お礼のあいさつもしっかりと。

発足から19年目の地区社会福祉協議会という地域活動。来年はいよいよ二十歳、成人を迎えることになる。年を重ねて年年歳歳進歩を遂げるべきところであるが、何をもって進歩というのかその基準みたいなものが掴み切れていないし、基準そのものがあいまいなので、結果評価もやや甘くなりがち。ただ設立当初の初代会長の思惑・熱意といったものは受け継いでいると思うが、こういった純粋なボランティア集団の活動にはおのずと限界があるのも確かである。

指導者が厳しい注文を出せば「そこまではやれない」「なんでそこまでやるのか」という愚にもつかない議論になる。元々の誘い言葉が「大した事しなくていい、メンバーに入ってくれたらいい」などという甘言。だから入ってきてもその額面通りに受け止めてまるで指示待ち族であったり、自分の好みでない活動をするほどなら辞めるよ、と理屈に合ったようなまるで合ってないような話になったりする。結局その立場に立った者が精一杯の力を発揮してなんとか補いを付けることもある。バッカみたいにそこまでやるなよ、ほどほどにお茶を濁せよ。本音はそうしたいんよね~。

兎に角、暑い夏の恒例行事が一つ済んだ。また次なる活動に向かって明日から。ボランティア活動、苦しさと楽しさあざなえる縄のごとし!!


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2 コメント

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これからも  たかさん (yattaro-)
2023-08-01 15:02:41
素敵なコメントを頂きました。
たかさんは素晴らしい活動をしてこられたのですね。
何事においても子供たちが成長する過程に立ち会えることは幸せなことですね。
私たち地域の大人が気持ちを合わせ、自分たちもやがて行く道の高齢者支援や、世の宝物である子どもたちの応援に、微力を尽くしていけたらいいなと思っています。
そのためにも先ずは自分が元気でいないといけません。そこが一番の問題です(笑)
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Unknown (たか)
2023-08-01 00:12:50
色々とご苦労もお有りの様ですが素晴らしい試みをされていらっしゃるのですね。
発足から19年目ですか。
最初の生徒さんが10才で参加したとして、もう29歳ですね。
私も30代から兄と一緒に絵画教室を立ち上げましたが兄の転勤で私が後を引き継ぎ30数年、続けて参りました。
大変な事も有りましたがコンクールに選ばれた、美術の成績が向上した、美大に受かった・・・等々そうした報告を受けた時の喜びは何にも代えがたいものです。
デパートで絵画展を催した事、学芸員の道を進んだ生徒さんから上野・国立美術館の入場券を頂き主人と観に行った事など懐かしい思い出です。
yattaro-さんが教えた生徒さんも、こうして作った竹細工の思い出は大人になっても決して忘れる事は無いでしょう。
運営面で意見の違いが生じるのは携わっている方の熱心さから来るものと思います。これからも生徒さん達の笑顔の為に頑張って続けて欲しいです。
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