岩国で生まれ、日本全国至る所に大きな足跡を残した文豪「宇野千代」。
錦帯橋から眺める川土手の桜をこよなく愛したという。その後薄墨桜に興味を示し、岐阜県根尾の老樹を訪ねた。そこで手に入れた薄墨桜が現在も生家で成長し、毎年薄墨桜として人の目を楽しませている。
そんなご縁から宇野千代の忌日は「薄桜忌」と名付けられ、命日である6月10日前後には毎年多彩な行事が催されてきた。
今年の薄桜忌は13回忌という節目にあたるため、更に念入りな準備がなされ、シンフォニア岩国を会場に、宇野千代の代表傑作の一つを故市川昆監督の手によって映画化された「おはん」も上映された。
ホワイエ(会場前ロビー)では、永年にわたって宇野千代関連の写真を撮り続けて来られた写真家「角田誠」写真展。和室ではいがもちと抹茶による休憩スペースが設けられ、多くの来場者の共感を得ていた。
ご縁があってお手伝いという形で昨日夕方の準備、今日は朝早くから夕方まで参加した。格別何をどうしたというわけではないが、このような文化行事に参加させていただくと、自然に背筋が伸びる思いがする。そして出来ようはずもないが、自分にもこれほど多くの人が注目してくれるような文学作品が書けたらいいな…などと漠然と想像してしまう。
遅きに失した感は否めないが、それでも自ら一歩を踏み出したことによって、色々な新しい世界や、これまでの自分にはなかった世界が見えてくることに、改めて人生の面白さ楽しさみたいなものを感じている。
「今が最高、明日もまた最高の日を」期待しながら、気負い過ぎず、振り返らず、時には流れる雲に身をゆだねる甘えを許し、ようやく見つけた自分の道(道楽)を愚直と言われてもいい、真っ直ぐ歩いていきたい。
などという大げさかも知れないが、宇野千代の世界に浸って、改めて思い起こされた一日となった。
(写真:薄桜忌会場での「角田誠写真展」の一部)
錦帯橋から眺める川土手の桜をこよなく愛したという。その後薄墨桜に興味を示し、岐阜県根尾の老樹を訪ねた。そこで手に入れた薄墨桜が現在も生家で成長し、毎年薄墨桜として人の目を楽しませている。
そんなご縁から宇野千代の忌日は「薄桜忌」と名付けられ、命日である6月10日前後には毎年多彩な行事が催されてきた。
今年の薄桜忌は13回忌という節目にあたるため、更に念入りな準備がなされ、シンフォニア岩国を会場に、宇野千代の代表傑作の一つを故市川昆監督の手によって映画化された「おはん」も上映された。
ホワイエ(会場前ロビー)では、永年にわたって宇野千代関連の写真を撮り続けて来られた写真家「角田誠」写真展。和室ではいがもちと抹茶による休憩スペースが設けられ、多くの来場者の共感を得ていた。
ご縁があってお手伝いという形で昨日夕方の準備、今日は朝早くから夕方まで参加した。格別何をどうしたというわけではないが、このような文化行事に参加させていただくと、自然に背筋が伸びる思いがする。そして出来ようはずもないが、自分にもこれほど多くの人が注目してくれるような文学作品が書けたらいいな…などと漠然と想像してしまう。
遅きに失した感は否めないが、それでも自ら一歩を踏み出したことによって、色々な新しい世界や、これまでの自分にはなかった世界が見えてくることに、改めて人生の面白さ楽しさみたいなものを感じている。
「今が最高、明日もまた最高の日を」期待しながら、気負い過ぎず、振り返らず、時には流れる雲に身をゆだねる甘えを許し、ようやく見つけた自分の道(道楽)を愚直と言われてもいい、真っ直ぐ歩いていきたい。
などという大げさかも知れないが、宇野千代の世界に浸って、改めて思い起こされた一日となった。
(写真:薄桜忌会場での「角田誠写真展」の一部)
「スタッフ」も腕章など付けられてウロウロしていたんですよ。
お忙しい中をご来場ありがとうございました。