久しぶりに、県またぎで里帰りした倅一家。コロナに怯える日は今も続き、自由な振舞いは制限される。
とは言いながら、じいちゃんの畑ではスイカが熟れ、トマトは赤く色づいている様子などを見せると、矢も楯もたまらなくなるらしい。小2で8歳のお姉ちゃんと、4歳の妹。ことと次第によってはオンナのバトルも勃発。
そんな二人が勇んで帰ってきて先ずは畑を一巡り。「夕方の蚊に刺されると痛いよ」の注意も耳に届かない。数分後家に入ると3・4か所が赤く腫れている。ほらね!!そんなことにはお構いなし、よく熟れたスイカを一つハサミでチョキン!大事に持ち帰り真っ二つにして冷蔵庫へ。
夕ご飯もシャワーも済ませ、真っ黄色の甘いスイカを頬張ったら一段落。さてここからチビッ子芸術家の活動開始。「お絵描きタイム」の始まり始まり。
何か月分も取ってあるカレンダーの裏に、色鉛筆で描き始める。お姉ちゃんの方はさすがにテーマがあるようだ。「今日はねー神様と地獄を描きたい」とイメージしたものを絵にしていく。ここでも時々「これな~に?」「おばぁちゃんよ!」「おかしくない?」「いいの!」小競り合いが。
そうしてこうして出来上がった全ての絵は、リビングの壁という壁や和室の障子にまで展示しなければならない。「ワタシここがいい」展示の場所取りもシビアである。そこはじいちゃんの出番で、双方納得のいくショバ割(場所割)で何とか収める。
そして家の中を見渡すと、あちこちに色んな絵が展示されている。「これはね、私の神様なのよ」というお姉ちゃんの絵はなかなかのものである。と、ジジバカ丸出しでお恥ずかしい。
こんな幼い我が家の美術館、次に里帰りするまでは展示品の入れ替えなどしないまま、大事にしておくのだ。
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