試合開始、両軍整列 あいさつ 熱戦を展開
試合終了の整列に向かって 勝てば足取りも軽く 挨拶を終え満面の笑顔で、応援席に凱旋報告
1週間前の土曜日に続いて今日も午前8時30分試合開始。孫君の中学校野球部の山口県大会への出場を掛けた岩国市選手権試合。
先週の予選を勝ち、今日は準決勝、決勝の3試合が行われた。第1試合で勝った孫君たちは次の試合の勝者と決勝戦を戦った。
炎天下の試合はもちろん暑いが、他チームの試合時間を待つのも何かと問題がある。2試合を戦う体力温存と言う面では意外な難敵である。日陰でじっと休んで時間を過ごせばいいのだが、やんちゃな仲間が集まってヒマを持て余す「じっとして体を休めておきなさい」とは言ってもこれがなかな難しい。ついつい走り回って体力を消耗する。
かたや、準決勝、決勝戦と2試合連続で戦うことになる。もっとも、たっぷりの休息時間を与えられるが炎天と言う敵が影を落とす。
それでもはち切れそうなヤングの体力とやる気は、何もかも蹴っ飛ばして若さで乗り切る。疲れなど一切感じさせずケロッとして張り切っている。
何を隠そう、応援に朝から駆けつける追っかけ爺の体力の方がよほど心配である。
野球帽一つで日除けをし、ただただ必死になって一挙手一投足を追いかける。周囲から気が気ではないと心配する目や言葉が突き刺さる。
子どもたちは熱いグラウンドを走り回って真剣勝負をしているのに、応援する人間が日傘をさして涼しくすのは本末転倒じゃない??といういっぱしの理屈を持っていた。ところが、そんな見栄を張っていて熱中症に侵されて救急車騒ぎにでもなったら「じいちゃん、応援に来なくていいよ」などと引導を渡されては困る。ということで百歩譲って日傘を使用することにした。これは効果があった。最初は邪魔に思えたが涼しさには勝てない。そして今ひとつ、氷をたっぷり入れた冷たい水を定期的に飲む。こちらは否応なしに確実に実行した、それには訳がある。
選手や審判、グラウンドボーイなどの熱中症対策として、長くても30分に一度は必ず給水タイムが取られる。そのときはグラウンド上には人っ子ひとりいなくなる。こちらも「そうだ、水を飲もう」ということになる。実に有難い熱中症対策である。
日傘をさし、定期的水分補給をして、延べ7時間に及ぶ応援を快適に過ごした。忠告やアドバイスに感謝。だから孫君たちのチームが優勝できた!!
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