「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「面接の練習」

2023年12月20日 | 地域活動

       

2023年もいよいよ押し迫り、受験生にとってはもう最後の最後の追い込み時期を迎えている。
そんな中で、地元に溢れている豊富な経験を積んだリタイヤ組を活用して、来春高校受験を控えた中学3年生と対面で、面接練習をする機会に恵まれている。この活動が始まって以来数年たった今年は、進学担当の教師が新たに赴任してきたこともあって、資料が豊富に私たちに示されたことで、中味の濃い面接練習になったことを喜んでいる。

孫世代を相手にするこういった活動は、向こうは教師や親に対するのと違って若干の甘えもあるのか、少し脇が甘くなる。こちらも元々孫には寛大になる性癖もあって、本来なら厳しい内容であるはずの面接練習もわりと和やかに進められる利点もある。
但し、何もかも甘やかせて通るほど軟ではない。「早口過ぎて何をしゃべっているか理解できない」「名前はゆっくりと、はっきり相手にわかるように」
「出身校の校長、教頭の名前くらい知っておくべき」「自分の長所短所を明確に伝えられるように」などなど。

当然ながら個人差はあるけど、おしなべて早口である。しかも句読点もなく立て続けにペラペラ。そんな彼らのフツーの姿を、せめて面接会場でだけは出さないよう誰が治すのがいいのだろう。そんなことを考えたとき、こんなロートルの経験則が少しでも役に立つなら有難い。
いずれにしても、練習を終えて教室を出て行く背中に「がんばってね」のエールを贈る。受験生に幸あれ!そんな季節を迎えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「何を伝えるか・・・」

2023年12月18日 | つれづれ噺

                    
                           書き始めた年賀状

かつては200枚も出していた年賀状。虚礼以外の何物でもないものが多く含まれていた。そういったぜい肉と言うか虚礼の部分が取れて来て、今年などは130枚にまで減った。年を重ねたゆえにそぎ落とされたぜい肉もある。早い話が年を重ねて少し横着にもなって、野暮な虚礼など止めようという落ち着きが出て来たこともある。年賀状を交わしていた同級生が随分減っていったことも理由である。

何十年と書いて来た年賀状を、いまさら何を書くか悩むのもおかしいが、今年の場合少し気持ちは重くなっている部分がある。
割といい加減に、目上の人、同僚、部下、世話になった人ならなかった人、仕方ない出しておこう無難だから・・・いろんな書き方出し方を体験して来た。どれも大きな外れはなかった。大きなあたりもなかった。可もなし不可もなしか。

今年の場合実は、可愛い可愛い甥っ子が、といってもとっくに定年退職を迎えた66歳。悠々自適の生活でこれからは趣味の絵を描いたり、読みたい本もいっぱいあると言っていた。そんな彼が、脚に出来たがん細胞の上体部への侵入を防ぐためとはいえ、片方の脚を大腿部から切断するという、我が身内今年最大の悲劇に遭遇してしまった。

母親が彼のためにと、我が家のすぐ近くに数年前に建てた故郷の家に、都会から帰って一人で生活しているときに発病した。最終的には住いのある都会に帰ってからの大手術となった。元気でこちらにいた時分には何度も顔を合わせた。でも都会に帰ってからはあまり話もできないまま手術になった。術後にはまだ本人との言葉を交わせていない。不憫で話す言葉が見つからない。

そんな彼に思い切って、新たな年に向かう意気込みのような、励ましのような賀状にしたいと考えているところである。まさに何をどう書くか、あふれるこちらの思いをどう伝えるか、何を伝えるのか、それが問題である。これまでの多くの年賀状でも、やはりこの人には何を伝えたいか。その一点だけは外さないよう心掛けてきたと思う。

このたびの甥っ子君に、叔父さんとしてどんな言葉を贈るのか。今年の130枚を代表して余りある重い年賀状。じっくり考えたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「国際雑穀年」

2023年12月17日 | ニュース・世相

                  
                      雑穀と呼ばれる代表格、キビ アワ ヒエ

手話言語国際デーとか国際なんとか記念日など、数え上げればキリがないほど、数多くのネーミングを冠したXXデーというのがある。
そんな一つで、今年は「国際雑穀年」だという。話を聞いてみると、これからの世界の食料事情を左右するウイークポイントにもなりかねないという。

世の恵みを象徴する五穀豊穣といわれる我が国の主食品。米、麦に続くヒエ アワ キビである。
そんな米、麦に後れを取る雑穀がいま世界から注目されているのか。それはね、雑穀は過酷な環境の中でも育ちやすい。いわゆる、エリートではなく逆境に強い叩き上げのしぶとさを持っている。インドやアフリカでも栽培しやすいことから、世界の飢餓を救うかもしれない貴重な穀物として見直されているという。

こんな話すきなんだね~。コメムギをエリートとすれば、少しぐらい肥しが足りなくても、太陽の恵みが少なくても逞しく成長する雑穀。名前なんてどっちゃでもいいや、人様に美味しいと言って食べてもらえるならこれぞ穀物冥利に尽きるっていうところか。
兎に角地球上から飢えを感じる人が一人でも少なくなればこれに越した倖せはない。がんばれ雑穀。いつの日か雑穀の雑が取れて穀物の王になるかもしれない。

このような形で世界が注目してくれることは有難い。我が国では、米の生育を邪魔する雑草よりもうひとつ厄介者のように扱われて来たヒエ。そのヒエでさえ、というかヒエだからこその値打ちを見直すための国際雑穀年だとすれば有難いことである。農業を見直すきっかけになるかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「やっと年賀状に」

2023年12月16日 | カープ一喜一憂

                    
                      ようやく年賀状の宛名書きが、今年もパソコンで

12月のカレンダーの予定欄は結構詰まっている。それにプラスして定期的な点滴注射をはじめ、病院に通う回数も増えて忙しい忙しい。
高尚な先生と呼ばれる人もお寺の和尚さんも、忙しくて思わず走ってしまう気ぜわしい師走。ちっぽけなアタシの生活でさえ、やっぱし忙しい。
残された2週間の間にもまだまだ色んな予定がある。玄関に飾る注連縄(しめなわ)もこの手で綯わなきゃならない。

そんな中で気に掛かっていた年賀状にやっと手が出せる時が来た。そういえば年賀状を買ったのはいつだったろう。
手に入ったころから少しずつやっておけばこんな憂き目にゃ合うまいに。それが出来ないんよ。コツコツとか人知れず見えない努力、なんていうのが苦手なんだね~。絵や写真を盛り込む裏面も、住所氏名を書くおもて面も、ちびっとずつでもこなして行けばいいのにね~。これがなかなか。

もっとも、サボり心ばかりではなく実際に忙しかったのも確かだ。同じ忙しさでもひと昔ふた昔前なら、あっちの忘年会こっちの忘年会。小さな街のネオン街を徘徊した。下戸の割には付き合い上手だったのか、水割り一杯で何時間も遊んだ遠い昔。
わけもなくそんな昔を思い出しながら、年賀状に精を出している。まだ時間は十分ある。年に一度の交流の人も多くなった。年に一度の交流がものすごく大切に思える人も多くなった。

時間に追われる年賀状作りではあるが、手抜きはせずに、たとえ一文字でも心を籠めよう。手にしてくれる人の顔を思いながら。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「馬が合う」

2023年12月15日 | 地域活動

   「あいつとは何かしら馬が合うんよ」とか、「気を使わなくて済むんよ」などと言って、何人かの仲良し友達を持っている人は多いと思う。
そればかりではなく、初めてあった人同士でも、なんか気安く話が出来る気軽さを感じたことがおありではなかろうか。さらに言うと、お見合いの席に座ったことのある人はお心当たりがあるだろうが、出会った最初の数分で、次の逢瀬を設定するか否か決めて来た人もおおいよね~ ご同輩??

                                       

馬が合うとは、馬とその乗り手の呼吸がぴったり合うことで、馬の速歩と乗り手が腰を浮かせて馬の背骨とお尻がぶつからないよう、ウマく馬と乗り手の息が合うこと。つまり、気が合う しっくりとゆく 意気投合する などと考えるのがよろしいようで。
もう少しいうと、肌が合う、反りが合う、琴瑟相和す(きんしつあいわす)などいろいろな 言い回しが使われている。

そんな子難しいことではなくて、私たちの地域活動の一つに、小学校から依頼を受けて行う宿題サポートという活動がある。学校から帰ってもすぐに宿題をする環境にない子もいるわけで、そういった子どもが宿題を学校でやって帰らせるサポートをする。コミュニティルームがそのステージである。
元気よく勇んでやって来る子。少し俯き加減の子。混ぜくりを目的に唯我独尊・傍若無人、マイペースな子もいる。ある意味楽しい修羅場である。

こちらも身構えない、催促がましいことは言わない、但し人の邪魔になる行為は厳しく戒める。おおむね3人ひと組で対応する。
宿題の手が進むのを見守る、算数は答えを導くこともある。音読を聞いてやって、声の大きさ・はっきり読めているかなどの評価をする。いわゆる教師の真似事で宿題をやって帰らせるのが目標である。そんな何人かの子どもたちが、少し時間がたつと自分と馬が合う大人をちゃんと見極めているようだ。
音読の聞き役は特に顕著で、わざわざ袖を引っ張りに来る。ごんぎつねの物語を読み上げるのを、声を出さずに何度も頷いてあげる。

帰るときには笑顔になって、重いランドセルをものともせず手を振って部屋を出て行く。担任教師や校長、教頭先生のご苦労を身に沁みて体験している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「12月14日」

2023年12月14日 | つれづれ噺

                     

12月14日と言えばやっぱり忠臣蔵でしょう・・・などとあまり大きな声で云うのが憚られる時代となった。
朝刊のテレビ番組に目を通してガッカリ。12月14日、赤穂浪士の討ち入り記念日と言うのに、赤穂浪士や内蔵助に関連する番組など一切なし。
民放もNHKも、もうそんな懐旧番組に時間もお金もかけない世の中なんよ、と言わんばかり。いつ頃からこんなペースになって来たんじゃろう。

そんな、討ち入りとか敵討ち、機を窺うための辛抱など、現代人とは無関係な話なんじゃろうね~。などと思いつつテレビのチャンネルをいじくっていたら、やはりBSの某チャンネルで2004年に放映された、松平健さんの大石内蔵助をやっていましたよ。やっぱり誰かが覚えてくれていたのか~と少しだけ安心した。こんな繰り言を述べるアタシも、やっぱり古い人間なんでしょうかね~。その通り!!ってか?

かれこれ30年前の話になって申し訳ないけど、東京本社へ転勤したときの土日の休日は、お上りさんにとってそれはそれは大切な時間でしたね~。
歌にうたわれた場所はもちろん、歴史や小説などで聞き覚えのある場所を、自分で道順を調べ上げて間違いなく到着するように。胸躍る日々を過ごした。そんな中でも、有楽町で逢いましょうは、本社ビルが有楽町駅のすぐそばだったのでここばかりは毎日飽きるほど眺めた。わざわざ足を運んだのは、高校の修学旅行でも訪れたこのあるあの赤穂の浪士四十七士が眠る、高輪泉岳寺だった。当時はまだ日がな一日線香の煙が絶えないと言われていたが、まさしくその通りだった。

今ではそんな時代じゃないよ。主君の仇討? 主君って誰のこと? 本懐を遂げたら切腹? 漫画の世界でも理解されるまでに時間がかかりそう。
と言うことで、今年も残すところ2週間余り。寒暖の差に気を付けて風邪など引かんように、健やかに正月を迎えましょうや、ご同輩。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「久しぶりのNHK」

2023年12月12日 | 趣味・・エッセイ

                 

NHK山口放送の情報番組「情報維新やまぐち」のひとコマとして、「今年の1枚」というテーマで視聴者からの写真投稿を募集している。
なかなかそちらの方まで神経が回らず、長い間ご無沙汰していたNHKへの写真投稿、久しぶりに手を挙げてみた。

12月という1年の締めくくりのテーマにふさわしい「今年の1枚」と言われると、自分の中で今年を代表するとっておきの写真といえばあれしかない。様々にライトアップされた錦帯橋の写真である。そんな中でもライトアップの効果を引き立たせた、ブルーにライトアップされた錦帯橋。9月23日一夜限りの「手話言語の国際デー」を記念したブルー錦帯橋がお気に入りの1枚である。

他でもないが今年は、錦帯橋創建350年記念として岩国市挙げてアピールしている手前、錦帯橋思い出エッセイも書いたが、とっておきの写真でお手伝いしたい、そんな岩国市民の健気な思いを察して、錦帯橋を世界文化遺産に押す会に力を貸してください。と会長さんが云っていたとかいなかったとか。

病院通いが始まって間もないころ、夕闇を狙って撮りに出かけた錦帯橋が、4ヵ月たってこういう形でお返しをしてくれた。
病気なんぞに負けちゃいけないね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「今度はサルかよ!」

2023年12月11日 | ニュース・世相

                        
                             写真はネット拝借

イノシシの出没は今や当たり前にちかくなった。農家の人たちが作物を守るためにイノシシ囲いを施した農地は別として、イノシシ囲いのない空き地などは、タンパク源のミミズを求めて至る所掘り起こされる。
この頃はクマの出没も伝えられ怖い世の中になった。そしたら今日は「サルの目撃情報について」という緊急メールが、地元の小学校から入って来た。

ナヌッ!イノシシにクマ、今度はサルかよ。校長先生も対応に大変なようだ。児童の安全を守る責任者としては、いち早く緊急メールを流して関連する地元有志や登下校見守り隊、さらには保護者への我が子を守る要請である。児童の安全を守るのは、保護者より先に校長や担任の責任になり兼ねないご時世。緊急メールが入るのも納得である。

運悪くサルに出会った時の行動指針もメールにちゃんと記されている。
・急に走り出して興奮させないようにする。
・サルと目を合わせない。
・攻撃や威嚇は絶対にしない。  
皆さまも気を付けてお過ごしください。と結ばれている。今までサルに出会った時の身の振り方を教わって来なかったので、参考にしようと思っている。

それにしてもサルなんて、一度いい味や居心地を悟ったら居続けるんじゃないかと心配する。もっとも、イノシシもクマも人間が怖くなくなっているし、人間の住む近くにはご馳走がある、なんて思わせてしまったんじゃないか。反省して対策を講じなければ、様々な動物に席巻されてしまうかも。少子化で人間は減る一方だし。もうちょっとガンバローやニッポンですね~。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「小さな親切にご用心!」

2023年12月10日 | つれづれ噺

                      

つい先日のこと。「近くで工事をしますので、通行のお邪魔になるかもしれません。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」と、職人さん風のお兄さんが我が家にやってきた。「どこのお宅の工事?」「ついそこのところ」。我が家から離れていて交通には全く関係ないので「よく分かりました、わざわざご丁寧に」と、ここまでは何の不信もないよくある話。ただ、何で関係ない我が家にまでやって来たのかな?不思議に感じるものはあった。

そしたら、帰りかけたお兄さんが「〇〇さん、お宅の棟瓦の止め金が古くなってヤバイ状態ですよ」とのたまう。すでにスマホで撮った寄棟の瓦の写真を見せて、ほらこの通り、あそこですよ、指をさして「早めに修理しないと台風などで棟瓦が落ちますよ」と穏やかでない話をする。「エッ!どうすりゃいいの?」「私が一度屋根に上がって検査をして見積もりをしましょう。検査料は5000円でいいですよ」と来た。そっか~5000円なら・・・とその場ではそう思った。

待てよ今年の春、外壁塗装工事をしたばかり。その時の職人さんは屋根の近くを存分に点検したはず、その時は不具合など何の話もなかったことを思い出した。ひょっとしたら5000円どころでは済まない、飛んでもない工事代を吹っ掛けられる危険性を察知した。
その昔、床下のシロアリ点検をしましょうという甘言に乗って「シロアリ駆除」の名目で大金を請求された話を思い出した。

床下も住人には見えない。二階の棟瓦の損傷も住人には見えない。しかも、話の持ちかけ方と言い、頼みもしないのに素早くスマホで写真まで撮るやり方。なんかしらうさん臭い。何人かの知人に話をしたところみんなやめた方がいいという口ぶり。屋根が本当に不安なら屋根の本職に相談するべき。となって、屋根の点検する話は事前にキャンセルし、5000円の支払いもせずに済んだ。降ってわいた災難みたいなものだ。小さな親切も中味を見極めましょうよご同輩。

こんな話は世の中に溢れていますね~。油断、いい顔、甘い言葉、気を付けましょう。それでなくても出費多端な師走半ば、気を付けましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「わらそぐりの季節」

2023年12月09日 | 季節の移ろい・出来事

      
                      トントントン トントントン ひたすらわらを打つ

地元にある二つの小学校の授業の一環として組み込まれている「しめ飾り教室」。指導を受け持つのは地元のおじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃん、要するに過去に自分ちのしめ飾り(注連縄)を作ったことのある人ない人それぞれに、この教室に力を貸してあげようというボランティアの集まり。12月下旬に予定されているしめ飾り教室で使うわらを整える「わらそぐり」に20人が参加した。

12月とは思えないような温かさに恵まれて、我々の作業場となるのは小学校講堂前の屋根だけのロビーだが、寒さがあまり苦にならない。
例年このわらそぐり作業は、寒風吹きすさび、指がかじかむのが通例だが今年の場合、本当にしめ飾りを作る季節なのか疑ってしまう。でも間違いなく師走9日なのだ。
     
           しめ縄に付ける飾り作り                  わらをそぐって、中芯のいいところ取り出して

トントントンしっかりわらを叩いて、ハカマなどの芥を取り除き、中芯のきれいな部分を取り出す。それを10本ずつの束を二つ組み合わせて縄を綯いあげる。特に、神様にからむ縄は左綯い。普通のわら縄は右綯い。この違いが児童にはなかなか理解しにくいし、左縄は綯うのに苦労する。そんなこんな日本の伝統行事を、一緒にやって楽しもうよ、という側面もあるしめ飾り教室。最初は悪戦苦闘しても出来上がった自作のオリジナルしめ飾りを捧げるときの優越感あふれる笑顔。ええね~。この笑顔のためなら多少の苦労はへっちゃらよーと思えるのが楽しい。

明日は今日よりさらに暖かく感じる予報だが、間違いなく師走半ばですぞ。油断は禁物、風邪など引かずに健やかな年末を過ごしましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい