先日、従姉に依頼されて、ある方の越後見物のご案内を務めた。
ガイドまでは依頼されていなかったのだけれど、働きづめのスベルべ夫婦もたまさかの休日として便乗。
「八海山」酒造の作った観光施設内にある蕎麦屋さんで昼食ののち「西福寺『開山堂』」を訪ねた。
「開山堂」は、新潟の豪雪から守るために近年大きな鉄製の屋根で覆われた。
前回訪れた際には無かったこんな石像が建っていた。
越後の、いや日本の「ミケランジェロ」とも称される「石川雲蝶」についてはネットでお調べ下さい。
「越後のミケランジェロ」と称される由縁は絵画、彫刻に素晴らしい作品を残したからです。
この襖絵もその数多くの作品の中の一つです。
残念と言うか、当然ですが「開山堂」の内部、素晴らしい彫刻は撮影禁止。
しかし、本堂から「開山堂」に向かう廊下に、「石川雲蝶」の遊び心が見られて微笑ましい。
厚い廊下の素材の、節穴などを「埋め木細工」で隠したのです。
ほら、これは何に見えますか?「打ち出の小槌」でしょうね。
これは何に見えますか?
これは分かりますよね。
これは「糸巻」らしいですよ。
「木の葉」ですね。
残念ながら、素晴らしい彫刻は前述の通り撮影禁止でお見せできません。
案内、ガイド役を務めさせて頂いたお客さんにもご満足いただけた様子でした。
この後、上越新幹線の浦佐駅までお送りさせていただきお別れをしたのでした。