先一昨日、一昨日は記録的な暑さでした。
そんな炎天下、猛暑の午後一人で山の畑でジャガイモ掘り。
雨続きの西日本の皆様には申し訳ないけれど、こちらは雨が少なくて大助かり。
特に、ジャガイモは最高の出来栄えで、これは「男爵」ですが近年にない仕上がり。
ほら、土はすこし付いているけれど肌はツルツルのピカピカ。
もちろん、味だった最高です。
こちらはスベルべ自慢の「とうや」です。
種芋で30キロ植え付けていましたから、我が家の主力品種でも有ります。
不思議な事は他の品種のジャガイモよりも比重が重い事。
ずっしりと持ち重りのする、「とうや」は丸々として、芽の窪みが浅くて調理しやすく、しかも味が濃い
こちらは「キタアカリ」です。甘くて、ポテサラになんて最高ですよ。
こちらも15キロ程植えたのかな。来年はもう少し増やそうと思っています。
良く見ると、芽の部分が薄いピンク色をしているのが分かります。
「経済芋」なんて、すぐに煮える事からの色気のない別名もあるそうですよ。
と、ここまで掘ると、汗びっしょり。ジーンズから古いワイシャツまで肌に張り付くほど濡れました。
そして、息も絶え絶えに軽トラに積み込んで帰宅したのは7時少し前。
肌に張り着く作業着を脱いで、洗濯機に放り込んだのでした。
ところが、翌朝農天市場の畑で収穫作業をしているとスベルべママが飛んできた。
「トーちゃん、携帯洗っちゃったよ、洗濯機の一番下から出て来た!」
愕然、意気消沈です。汗で重くなったジーンズのポケットに携帯を入れたままだったのです。
所要を済ませ、携帯ショップに走りましたが「電源が入らずデータは取り出せません」。
あー、ショック230件を越える電話番号がデータのバックアップも無く、目の前が真っ暗になりました。
持ち帰って日の当らないところで乾燥してみて下さい、の言葉にしたがい家で陰干し。
鬱々として一日過ごし昨日の午後、予約の時刻に再びショップを訪れた。
そして、壊れた携帯を触っていた女性店員が「電源が瞬間的に入りました、データが取れました」と言う。
うわー、奇跡ですね、小躍りしたい気分でした。店員さんは「今日一番の大仕事をした気分です」なんて。
一気に鬱々としていた気持ちは晴れ晴れとして走り出したいような気分。
帰宅して、喜んでくれたスベルべママに「お祝いに尾頭付きを買ってきたよ」と出したのは5匹298円のイワシでした(笑)。