「野沢菜」が大きく育ち、収穫の時期を迎えました。
三回ほどに分けて蒔いたけれど、最初に蒔いたものはやはり、虫の食害で穴だらけ。
畑の周りの木々も紅葉が真っ盛りです。
この日、四日は亡父の命日だけれど、あの年は11月4日に大雪で除雪車が出たっけ。
「野沢菜」はこの辺りでは越冬用の食べ物として無くてはならないものだった。
しかし、今では本格的に漬け込む家庭はほとんど無くなったようです。
みずみずしくて、柔らかく乱暴に扱うと折れてしまう。
藁で作った「つなぎ」を下に敷き、その上に株元を包丁で丁寧に切り、載せます。
越後三山に降った二回目の雪もほとんど溶けてしまいました。
若い頃11月3日文化の日に「越後駒ケ岳」に登ったら雪が膝まで有ったっけなー。
畑の傍で綺麗な黄色に色づく葉は「コシアブラ」の葉です。
この木の春の新芽は、山菜としても知られています。
収穫を終えて、軽トラに積み込みました。
手前の「ポロ葱」も美味しそうに育っています。
昨日の晩、六日町の「大」で飲んだ時に店の主も言っていたが昔よりも季節感が微妙にずれていますね。
「野沢菜」の漬け時は11月3日の文化の日頃と決まっていたけれども、今はすこし遅くなっています。
漬物は気温が高いと上手く漬かれない。
なんだか微妙に季節感がずれてしまっているように感じるここ何年かの気候です。