昨日は曇りの天気予報に反し、朝から陽が射す好天。
儲けもののような気分で、朝から働きづめ。
「農天市場」はかたくなに土・日曜日の営業日を守り続けているから祝日でもお休み。
お客様には「月曜から金曜はせっせと商品の野菜を作っていますから」とお断りを入れています。
スベルべは、掘り残してある里芋の収穫へ。
スベルべママはさつま芋を洗って乾かす。左から「寿」「玉乙女」そして白い「黄金千貫」。
スベルべは里芋の収穫前に大豆「秘伝」を農天市場の建物の中から持ち出して陽に干す。
里芋の収穫後は、勢いで家の裏の「八つ頭」「トウノ芋」も掘り起こして乾燥に努めます。
そして、天候の良い日が少なく、そのための非常手段として「さやもぎ」をした「秘伝」も広げて乾燥。
こうして、枝から鞘を外すと晴れ間を見て素早くシートの上に広げられるから便利なのです。
その秘伝の後ろには、土付きで保存するさつま芋の「ムラサキマサリ」、洗った里芋、
そして、大小の「コンニャク」の球根などが並んで陽に干されています。
昼食を終えて、少し新聞に目を通していると「トントン」と言うもの音。
スベルべママは昼休みもそこそこに、乾いて来た「秘伝」の鞘を槌で叩いていたのです。
そして、なにやら古めかしい民具の様なものを持ち出しましたがこれは「豆通し」。
豆と空の鞘をより分ける言わば「ふるい」です。
ほら、竹を編んだ大豆のサイズにぴったりの穴が見えるでしょう。
全てが竹で出来ている、見事な民芸品。先程鞘を叩いていた木槌と言い、不思議なほど古いものが残っている我が家です。
そして、「秘伝」を選り分けつつ「トーちゃん、次は何をしたい?」なんて探りを入れられる。
「うーん、明日の出荷用に大根を採ろうかな」と言うと「私も山の畑に行きたかった」なんて言う。
それから大豆や、芋類を取り入れて大急ぎで軽トラに乗って山の畑へ。
スベルべトーちゃんは何種類もの大根を引き抜き、スベルべカーちゃんは「高菜」の収穫。
晩秋の日没は早く、五時の町のチャイムが聞こえる頃には宵闇が迫って来た。
欲張って「乾燥しているうちに」と、さつま芋の畝を覆っていたマルチを集めて1メートルに切断して袋詰めに。
軽トラのライトを点灯して真っ暗な農道を走って帰りました。
でも、仕事はまだ終わりません。採って来た大根と「高菜」を車庫の明かりを頼りに洗い終えたのは6時半を過ぎた頃。
こうして、晩秋の儲けものの様な一日は、慌ただしく終わりを迎えたのでした。