朝日に輝く山の野菜畑。
全てが充実して見えるけれども何かが足りない。
歌の台詞じゃないけれど「みーんな去年と同じだよ~けれども足んないものがある~♪」
そう、山の畑で何時も一緒だったマックスの姿が今は無いのです。
朝日に輝く「ターツァイ」です。
寒さが増すと、数多く着いた葉が上向きにそして平に開きます。
これは「チコリ」の一種です。
種蒔きが少し遅かったのか、まだ十分に結球していません。
朝日が登ったと言うのに、再び霧が立ち込めて来ました。
一瞬のうちに周囲は霧に覆われ、晩秋の雰囲気に戻ります。
マックスが大好きだった柿の木にカラスが来て朝食中。
マックスはまだ実が青いうちから、期待して柿の木を見上げていたものでした。
地面に届かんばかりに実を付けた柿に、マックスはひょいと後足だけで立ち上がり咥えて採ったけなー。
カラスが我がもの顔の行動をすると、マックスが吠えて脅かしていたっけなー。
マックスが亡くなった6月18日から今まで、いやそれまでも雪消えから忙しさが続いている。
忙しさにマックスの居ない寂しさも紛れているけれど、やはり時々思い出してしまう。
この霧の彼方や、藪からひょいと顔を現してはいたマックスでした。
今でも、風に揺れる木々の音に、マックスが出てくるような気がしてつい目をやってしまいます。