畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックスが旅立って半年が過ぎた

2015-11-18 19:39:31 | 暮らし

 朝日に輝く山の野菜畑。
全てが充実して見えるけれども何かが足りない。

 歌の台詞じゃないけれど「みーんな去年と同じだよ~けれども足んないものがある~♪」
そう、山の畑で何時も一緒だったマックスの姿が今は無いのです。



 朝日に輝く「ターツァイ」です。
寒さが増すと、数多く着いた葉が上向きにそして平に開きます。



 これは「チコリ」の一種です。
種蒔きが少し遅かったのか、まだ十分に結球していません。



 朝日が登ったと言うのに、再び霧が立ち込めて来ました。
一瞬のうちに周囲は霧に覆われ、晩秋の雰囲気に戻ります。



 マックスが大好きだった柿の木にカラスが来て朝食中。
マックスはまだ実が青いうちから、期待して柿の木を見上げていたものでした。



 地面に届かんばかりに実を付けた柿に、マックスはひょいと後足だけで立ち上がり咥えて採ったけなー。
カラスが我がもの顔の行動をすると、マックスが吠えて脅かしていたっけなー。

 マックスが亡くなった6月18日から今まで、いやそれまでも雪消えから忙しさが続いている。
忙しさにマックスの居ない寂しさも紛れているけれど、やはり時々思い出してしまう。

 この霧の彼方や、藪からひょいと顔を現してはいたマックスでした。
今でも、風に揺れる木々の音に、マックスが出てくるような気がしてつい目をやってしまいます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「クレソン」が凄い事になっちゃったー

2015-11-18 04:47:11 | 野菜

 一昨日の午後、クレソンの注文が入った。
午前中に200本を取りに来ると言う話で、ホテルで使うものらしい。

 うーん、少し迷って返事をする。
午前中はケーブルテレビ「魚沼農業日記」の収録があるのです。

 うん、そうだな、朝早く収穫に行ったら全て円満解決。
と、言う事で早めの朝食の後一人で向かったスベルべママの実家の「クレソン」畑。



 水田の転作として作らせて頂いている「クレソン」。
二年目になるけれども、ものすごい繁殖。「クレソン」の生命力、繁殖力は驚くばかり。



 優しそうなクレソンのイメージを覆すこの姿。
スベルべの指に近いほどの太さの幹も珍しくは有りません。



 先日紹介の記事をアップしましたが、このブログに目を付けられた方が見学にも見えられました。
山形県小国町の皆様でしたが、この畑の苗をおもち帰りになられたけれども、無事に根付いたかなー。



 腰痛を発症して腰を曲げられないスベルべママは家に残して一人での収穫。
でも、これだけ繁茂していたら小一時間ほどで、どっさりと採れますよ。



 左の発泡スチロールの箱はぎっしりと詰めると4キロ程入る。
右の容器は「越後の台所 すずきち」さんの使用済みになったアイスクリームの容器で1キロ入る。

 合計、この朝の仕事は6キロ程の収穫でした。
さて、本単位キログラム単位と注文は違うけれども、単価はいかほどでしょう。

 その単価は皆様の御想像にお任せしますけれども、今は最初の価格設定を間違ったと反省中。
ま、天然に近い環境で育てたにしては、驚くような低価格だと自負していますれどもね。

 「越後の台所 すずきち」さんをメーンに色々な店やスーパーに置かせて頂いています。
生意気に、プロのシェフたちに食べ方のアドバイスをしたりもしながらね。

 今までも、当初珍しがられた「ズッキーニ」を普通に食べてもらえるようになったりしています。
この、「クレソン」も、スーパーでは入荷の有無の問い合わせがあったりするとか。

 嬉しいことですね、スベルべが発信した少し珍しい野菜が普通に食卓に乗るなんて。
食材、野菜の伝道師でも無いけれど、スベルべの名前なんて残らなくても、食材が知られたら嬉しい限りです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする