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昨日はスベルべママが一泊二日の旅に出た。
若い時に苦楽を共にした、仲間たちが集まるらしい。
朝、精一杯応援して送り出したけれども、その後連絡は無いから盛り上がっているのでしょう。
そこで、スベルべトーちゃんは一人で夕食。でも、気遣って作り残したオデンがメーン。
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でもね、スベルべママの愛でも無かろうけれども、この最後かもしれないオデンが美味しい。
どの具も美味しいけれども、やはりとどめは大根に有り(笑)。
コンニャクだって自家産のコンニャク芋から作った手造りですよ。
もう、本当に終りに近い里芋とか、一人で味わいつつ食べます。
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これも美味しい、「ウルイ」のはね出し。切って捨てられる運命の根に近い部分です。
でも、本当にこれが美味しい。捨てるなんてもったいないの一言に尽きます。
ま、こうして、一人ぼっちの夕食は粛々と進んだのでは有りますが・・・・。
何せ、12日で東北地震と津波の不幸から丸五年が過ぎ去った日でした。
ニュースに流れるのはあの辛い悲しいニュースばかり。
スベルべママがいたら、気にしちゃうんだけれど一人で、誰に気遣う必要もなし。
一人で、声を上げんばかりに泣いていました。
どうして、何故、こんな悲しい事が起きるのでしょう。
愛する連れ合い、愛する親、愛する子供を失って、まだその現実を受け入れられない人々。
愛する家畜たちを見捨てるしか無かった人々・・・・。
何も出来ない自分がもどかしい。寄り添ってあげられない自分が情けない・・・・。
言い古された言葉だけれども、良くも悪しくも災害は風化しつつある。
比べ物にもならないけれども、自身大きな地震と水害とに遭ってしまった。
でも、家族は一人として居なくもならないし、傷つきもしなかった幸せ。
今日は二回目の「復興牡蠣オーナー制度」に二口申し込んだ。
気まぐれなスベルべトーちゃんの行動だけれども、少しでも助けるお手伝いが出来たなら。
気の小さいスベルべトーちゃんは未だ、地震後の山古志地域を訪れていない。
物見遊山の様な気がして失礼で、怖くて足を踏み入れられないのです。
東北が大好きで、高校生時代から何度も何度も訪れているスベルべです。
なんとか、再び東北を訪れ、せめて御慰めでもと思いつつ、怠惰な暮らしを続けている情けない男です。