畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

松之山郷の自然を食べる(その4)

2016-03-19 12:21:38 | 食べ物

 なにせ、こんなメニュー表でまだまだ珍しい御馳走は続きます。
薬用酒、果実酒の筆頭は「どぶろく」で、密造酒)ってところも愛敬です。



 「コゴメの胡麻和え」「もぐら寿司」が出番を待っています。
山菜は、まだシーズンでは無くて、全部が塩蔵品、または冷凍物ですから驚き。



 半切りに盛られた「煮〆」です。
主役はゼンマイかもしれませんが、根曲がり竹のタケノコも美味しそうです。

 手前に「ワラ細工」に盛られた御馳走が有ります。
これは、昔お呼ばれで余った御馳走をこの「ツトッコ」に入れて持ち帰ったと言う由来によるものです。



 奥に「深山イラクサ」の文字が見え、手前には「アズキ菜のゴマ和え」も。
そして、聞いた事の無い「カクマのカラシ和え」。カクマは見て分かりましたこちらで言う「アブラコゴメ」でした。



 お、右には「チマキ」も有りますよ。
山菜とは言えないけれども、地元産のジャガイモの「煮転がし」も。



 「キノコの油炒め」って何のキノコだったかなー。
何種類か入っているようです。



 先程の「深山イラクサ」です。
秋田音頭だったかな、東北民謡で言うところの「アイコ」ですね。



 ま、とにかくご覧の通り。
全部食べ尽くすなんて、本当に至難の業ですよ。

                  (続く)
コメント (4)
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松之山郷の自然を食べる(その3)

2016-03-19 04:25:40 | 食べ物

 いや、待っていたのは料理ばかりでは有りません。
あらゆる種類の果実酒がずらりと並んでいるでは有りませんか。



 忙しく働くスタッフ達。
小さなお子さんは、会長のお孫さんで、あとで仲良くなる事に。



 それでは入り口、玄関から遠い料理から紹介してみましょうか。
まずは「トロロ汁」です。菱の実も見えますね。



 菱の実に続いて、「ケンポナシ」「山フジの豆」なども見えます。


 「イノシシ肉」と「ツキノワグマ」なんて怖いような物も(笑)。
メニューを見ると41種類ありましたが、この肉類と木の実などは種類に入っていません。

 そうだ「著作権登録済の特別料理」として「もぐら寿司」と「もぐら汁」が42番目と43番目でした。
「もぐら」と言うと驚かれる事でしょうが「ナラ茸」のこの地域での呼び名なのです。

               (続く)
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