畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ゼンマイの最盛期って短いなー(その1)

2018-04-25 05:15:48 | 山菜

 ここのところにしては多めの雪の冬だった。

ところが、3月末から気温が急上昇。一気に雪解けが進む。

 その結果、4月末辺りが最盛期になるゼンマイの盛りが唐突に来てしまった。

こうなったら我慢できません。冬の間にたるみ切った体に鞭打ち山へと通います。

 

  ゼンマイの大変なところは、収穫もともかくとして、後処理が大変。

先端に冠った綿帽子を取って、あげなければならないのです。これで茹でる準備が終わる。

 

  ほら、知る人ぞ知るってやつで、スベルべの取るゼンマイは太い。

経験者は「結構危ないところに行っているね」と図星を刺してくれますよ。

 

  まだ、盛期には早いけれども、雪が早く崩れ落ちた場所には独活も出ていた。

でも、まだ赤い小さな独活の芽は沢山、沢山見えるから今後に期待が代です。

 

  ほら、これがゼンマイの冠る「綿帽子」ですよ。

昨日来宅と言うか、拉致同様にゼンマイを見せたくて強引に連れて来たスベルべママは言う。

 昔は、この綿を集めて手毬にしたり、座布団さえ作ったものだったと話してくれた。

スベルべママをお連れしたのは、実は山菜好きな性格を見越し、少しでも元気になってもらいたいと言う、

殊勝な婿の提案と作戦だったのでした。

          (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六万騎山に登る(その4終わり)

2018-04-25 04:59:48 | 登山

 帰りに五日町スキー場方面を眺める。

スキー場と魚野川の間、中間あたりにスベルべママの弟の家があります。

 

  もう一度我が家の方向、そして旧小出町辺りを眺める。

両側から山が接近し、盆地が狭くなっていて、旧小出町も魚野川による水害で悩まされていました。

 

  もうすぐ、登山口に着こうかと言う所、反対側から登ったら登り始めてすぐのところ。

カタクリはもう終わっていましたが、登山口から数分、いやもっと近いところでもこんなお花畑が見られるのです。

 

  六万騎城の歴史や地理的形成が書かれた看板です。

400年もの昔に築城されていたなんて、夢のまた夢。「つわものどもの夢の跡」ですね。

 

 手前、駐車場マークのところに自動車を停めて登り、30分コースを20分で登った。

そして、左の現在地と言うマークのところに下りたのですが、写真を撮ったりで遅れるスベルべは一歩遅く下山。

 すると、スベルべママは駐車場まで自動車を取りに帰り、しばらくして乗って来た。

写真を撮ったことも有るけれど、連日のゼンマイ採りに疲れたスベルべの足には結構辛いハイキングでもありました。

             (終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする