畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載148「ニンニク醤油」

2018-04-15 08:38:07 | 食べ物

    「ニンニク醤油」

 

 最初に「ニンニク醤油」を作った際は妻と娘達に猛烈に非難された記憶が有る。

ニンニクの株をばらし、一片ずつに分けて薄皮を剥いて、広口瓶に入れた醤油に落とす。

ただ、これだけの事でしばらくすると結構万能の調味料が出来上がるのだ。


 嫌われたのはその猛烈な匂い。

何せ、広口瓶のふたを開けただけで部屋中に猛烈なニンニクの香りが立ち込めるのだから。


 でも、その実力たるや較べる存在も無いほどの調味料としての実力を持つ。

いや、きっと栄養価だってきっと同じ位の力を持っている事に違いない。

肉ジャガなどに使っても信じられないほどに美味しくなるのですから。

もちろんカレーの具に合わせて入れても美味しくなりますよ。


 ま、しばらくしてまっ黒な醤油色に染まったニンニクもスライスして結構美味しい酒のつまみにさえなるのです。

しかし、いくら美味しくて身体には良いと言っても、自分の匂いはともかく他人の発するニンニクの匂いは、

決して良いものでは有りませんね。食べるのだったら家族全員の同意を得、そして全員に食べて貰うことでしょう。


 薬効が有るとは言え、沢山食べた人が居た部屋に入ると、つーんと目に沁みるほどの匂いがするのですから、

自分が食べるにしてもそれなりの覚悟を持ってと言う事でしょう。

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生姜も仮植え

2018-04-15 05:48:23 | 野菜

 

 懇意にさせて頂いている種子屋さんから「生姜種が入りました」と電話があった。

早速受け取ってきて、こちらも仮植えの準備で、大きな根塊を芽の位置を確かめながら欠いて分けます。

 コンテナに板を載せた小さな作業台の向こう側には、スベルべママが座って花の種子蒔き。

産婦と赤ちゃんの世話で、中々手が空かず久しぶりのハウス入りと言ったところです。

 

  生姜種イモの総量は5.5キロほどで、例年よりも0.5キロだけ多い。

結構高価で、初めのうちはスベルべママに不満も言われたけれど、最近は重宝し喜ばれている。

 料理好きな上の娘も、生姜糖を手作りしたり料理に重宝してくれている。

我が家もちょっと贅沢に「生姜の佃煮」を作ったり、甘酢漬けを作ったりと重宝するようになっている。

 

  根塊はまだ少し大きくて勿体ないな。生姜はこの種イモも「ひね生姜」として使え、結構便利。

スベルべママが蒔いているのは「ビオラ」で、エディブルフラワーとして使う無農薬種子を使っています。

 

  左側は少し小さすぎたけれど、力の入れ方でポロリと欠けてしまったもの。

ジャガイモの種イモと違って、大きさ、グラム数にはこだわらず、芽の数だけ見分けている。

 

 多忙で仮植えせずに直植えすることが多かったけれど、何せ生姜の発芽は時間がかかる。

生姜って、それでたいていの人は、種イモが腐ったかと疑い、一度は掘って見ると言う品物。

 そこで、今年はこんな風に仮植し、上に籾殻と藁を被せ、なおその上をビニールで覆った。

こうして、温度管理をして発芽を促し、発芽を確認してから植え付けをする予定です。

コメント (2)
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