昨日は、昨年亡くなられた叔母さんの一周忌と叔父さんの33回忌を兼ねた法事でした。
同じ、兄弟でも長姉の息子と言う事で、上座に座らせられました。
隣のオジーさんは、さてどちら様かと思っていました。
ところが皆様の挨拶、お話が始まって驚き、スベルべの目からは滂沱の涙。
なんと、予科練の出身者で、「鹿屋」基地で、特攻を待つ身であったとか。
かろうじて、終戦を迎えて特攻の出撃に出ることなく生き延びることが出来たのだったと話されました。
御年90歳を越えていらっしゃいました。
あの「蛍になって帰った特攻兵」宮川さんは、スベルべの高校の先輩にあたります。
もう、これは涙しか有りませんね。思わず手を握らせて頂きました。
先輩、本当にありがとうございます。皆様のおかげで今の自分たちの平穏な暮らしが有るのです。
とは、言っても先輩とスベルべの年齢差は20年と少し。
日本国民すべてが、浮かれたような暮らしをしているけれど、正に「喉元過ぎれば熱さを忘れる」です。
軍国主義を礼賛するわけでは勿論ありませんが、多くの犠牲のもとに今の繁栄です。
そんな基本的な反省も無い、今の国会、政治家たちには絶望してしまいます。
時代が変わったと言えばそれまでだけれど、私利私欲にだけ走る今の政治の現状にも涙です。