先日、大切なお友達というか、お世話になった方からお酒が我が家に届きました。
お酒にはかなり詳しい知識と、確かな味覚をお持ちの方ですから、きっと銘酒に違いない。
そんなお酒だったら、酒そのものの味をそこわない食べ物がある時にと考えていました。
そんなタイミングが到来。これならばと思う日本酒の友がそろった日だったのです。
瓶用単独桶。
という言葉が目新しいが、ほかには特に目立つ表記もない。
さて、日本酒にぴったりのお摘みが二種類揃った夕食でした。
一番目は塩引き鮭。と、言ってもただの塩鮭ではない。鮭の町と知られる越後は村上の名品「塩引き鮭」なのです。
その二は「うなぎの白焼き」です。これも名産地として知られ「浜名湖」産ですよ。
さて、瓶から酒器に移したそのお酒「四季桜」をぐい飲みに。
一口目を口にして驚く。衝撃というか口にした経験のない味のお酒です。
こちらは箸休めというか栄養バランスの我が家産の生野菜。これで口を洗うという感覚。
さて、そのお酒の不思議な感覚は「飲んでも酔わなそうな味」「いくらでも飲める味」とでも言いましょうか。
「うーん」と、お酒の味にうなりつつ、うなぎの白焼きはワサビ醤油で。
口中に後を引かず、さわやかでいくらでも飲めそうとは言ってもお酒はお酒。
良質なお酒から得られる良質な酔いがやがて体を駆け巡り始めます。
ごちそうさまでした。さすがにお酒好き(失礼)日本酒に造詣の深い友人のお選びなったお酒は名酒です。