昨日の午後の事です。
昼休みを終えて、雪かきをしようとすると交番のミニパトカーが来ました。
何事かと思っていると、隣のおばさんが来て「家の息子が熊を見た」と言うのです。
息子さんが出てきて、警官に説明しています。スベルベも状況を聞きました。
白い建物は旧鉄道官舎ですが、そのすぐ近くの山で熊が見えたというのです。
雪が降り熊も奥山に去ったと思ったのですが、餌不足でまだ冬眠に入れないのでしょうか。
線路を越えた向こうに鉄道防雪林の杉の木が見えます。
杉の木の下は旧道で昔、山の畑に行く際に使った道。その道を歩いている姿が見えたのだそうです。
タヌキほど小さい生き物ではなく、カモシカも何回も目撃したけれどそれとも違う。
間違いなく熊だったと説明されました。
パートでホーム除雪に携わる駅と目撃地点の位置関係です。
駅から東京方に100メートルもありません。ホーム端からは30メートルほどでしょうか。
よほど足跡の確認行こうかと思ったのでしたが、先日知人が襲われた経緯もあり断念。
この山の事はたいていわかりますが、熊が冬眠できるような環境はありません。洞ができるような巨木は皆無です。
斜面に芋類を保存するために掘った横穴の「芋穴」もすべての入口が土で覆われ見えなくなっている。
もし、まだ居るとしたら冬眠せずに杉林の中で越冬するか使っていない小屋などかも知れません。
しばらくは山に入ることを控えなければならない状況になっていることは確かなことです。