畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ツキノワグマとご対面(その1)

2019-12-20 14:32:10 | 暮らし

 先日、所用で津南町の「津南ポーク」さんを訪れました。

約束の時刻までに時間ら余裕が出来て、前から気になっていた施設「なじょもん」に立ち寄ります。

 

 こんな幟と杉の葉で作られたマンモスと、縄文土器のオブジェがお出迎え。

苗場山麓ジオパークとありますが、この津南町一帯は日本百名山の一つ「苗場山」と「河岸段丘」で知られています。

 

  広大な信濃川によって作られた河岸段丘では縄文式土器をはじめ貴重な石器などが出土しています。

それと同時に苗場山麓の自然も豊かな土地であり、熊などの生物の生態も多様なのです。まずは熊のはく製がお出迎え。

 

  体長は書いてはありませんが目測で1.2メートルくらいかな。

個体としてはそうは大きくない、中程度の体格だと思われます。雑食性であり歯はそれほど鋭くない。

 

  木登りを得意とするくらいですから爪は鋭いですね。

これで、襲われたら人間もひとたまりもありません。怖さはこの辺りにあるのでしょうか。

 余談気味ですが、先日南魚沼市の診療所の倉庫内で発見された親子3頭連れのツキノワグマの消息が判明。

捕獲とか確保とかあいまいな表現で報道されていましたが、実は麻酔銃で眠らされ三条市内に移されていました。

 名前の知られた大きな運送会社が、保冷庫を冬眠用に貸すことになり、その中で冬眠の態勢に入ったと言います。

魚沼市では何人もが襲われて大変なことになっていました。出たくて人里に出るはずもなく熊も人も不幸な事件です。

 越後湯沢駅の東京方、新潟方でそれぞれ親子連れの熊が電車と衝突し死亡しています。

子熊が残されたケースもあり、子熊だけでは冬眠は出来ないだろうとの話もありそれはそれで悲しい話です。

          (続く)

コメント (2)
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